来年の春に卒業する高校生の就職内定率は10月末の時点で71.1%と、去年の同じ時期に比べて7ポイント高くなりました。高校生の就職内定率がこの時期に70%を超えるのは20年ぶりです。 文部科学省が高校からの報告を基にまとめたところ、就職を希望している高校3年生およそ19万3000人のうち、10月末の時点で就職先が決まったのはおよそ13万7000人で、内定率は71.1%となっています。これは去年の同じ時期と比べて7ポイント高く、5年連続で改善しています。 文部科学省によりますと、高校生の就職内定率がこの時期に70%を超えるのは平成6年以来、20年ぶりだということです。 都道府県別に見ますと、富山県が最も高く87.6%、次いで愛知県が83.6%、石川県と岐阜県が83.4%、三重県が83%などとなっています。一方、最も低いのは沖縄県で36.7%、北海道が52.2%、福岡県が62.5%でした。 また