知り合いの話を聞いた感じでは、人文系の研究って二次創作みたいな感じなんだな。 なんかの本について延々論文を書くだけで研究になるんだから。 少なくとも学問じゃないよね。 別に趣味ならいいけどさ、国の金もらってやることか? 税金で二次創作やるって恥ずかしくないんだろうか? 生きていることが恥ずかしくなったりしないんだろうか? 金回すべきところは他にいくらでもあるだろ。 まああの人たちは、本質()とか真理()とか分かってるから世界が違って見えるんだろうな。 幸せそうで羨ましいことだ。
何でもいいのですけれど、あなたがすっごく詳しいこと、専門にしていること、特に仕事にできるぐらいのこと、何か専門的な話を誰かそれを全く知らない人に教えなきゃいけない時。 そんな経験、きっと誰しもあると思うんです。 そんな時、どうです? うまく説明できました? ・・・恥ずかしながら、私はいつもうまくできないんです。 なぜって、そもそも普通の人がどれぐらいそのことについて知っているかさっぱり分からないからです。 一度専門家になってしまうと、専門知識が無い状況というのがもはや想像できないんです。 そうですね、例えば、野球を全く知らない人に野球のルールを説明する状況を考えてみて下さい。 あなたがとりあえずまずこう説明したとします。 「野球っていうスポーツのルールはね、大まかな流れとしては、ボールをピッチャーが投げて、それをバッターが打って、そのボールが取られない内にバッターがベースを回って一周できた
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歴史というのは、国と国民に極めて大きな影響を及ぼす。古くは中国文化圏の影響を強く受けながらも、日本は中国や韓国とはかなり違った文化を形成してきた。面白いことに、その違いの典型例が数学にあるという。 海を1つ隔てただけで、実利的な算術の世界にとどまった社会と、純粋数学の世界へと発展していった社会に大きく分かれた。世界の中で日本人ほど数学が好きな国民はほとんどない。これは私たちが誇っていい事実であり、その背景には歴史がある。 なぜ日本人は数学が好きになっていったのか。また長い年月の間に私たちの中に埋め込まれていった数学DNAをさらに強化して日本をさらに強い国にするにはどうすればいいのか。今回は数学を題材にした異色対談を実現した。 サイエンスナビゲーターの桜井進さんと花まる学習会を運営する高濱正伸さんの2人である。ちょうど数学に関する本を出版されたのを機会に、日本人と数学について話し合ってもらっ
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