“だれ定”など音声通話がサービスの中心だったウィルコム。再建後の夏モデルでは、低価格路線を軸にした本格的なスマホ再参入を打ち出した。同社の端末と料金の担当者に勝算を聞いた。 音声通話、特に“かけ放題”の定額通話を主なサービスを提供してきた、これまでのウィルコム。だが2013年夏モデルからは、PHSと4G(AXGP)に対応した「DIGNO DUAL 2 WX10K」と、月額1980円(キャンペーン時)からのパケット定額料「ウィルコムプランLite」を投入するなど、スマートフォンに注力する姿勢を示している。同社のスマートフォンに対する新しい取り組みについて、料金と端末、それぞれの担当者に話を聞いた。 “3人家族で1万円”を実現する料金プランを Windows Mobileを搭載した「W-ZERO3シリーズ」以降、再びスマートフォンに力を入れ始めたウィルコム。PHS通話ができるスマホとしては、2