ソフトバンクはモバイル製品の調達規模拡大を狙い、米Brightstarを12億6000万ドルで買収する。同社は今月、モバイルゲームの世界大手Supercellの買収も発表している。 ソフトバンクは10月19日、米モバイル端末卸売大手のBrightstar株式の約51%を総額12億6000万ドル(約1247億円)で取得し、傘下にすると発表した。取引は2013年末までに完了の見込み。 Brightstarは1997年創業のフロリダ州マイアミに拠点を置く移動通信分野に特化した卸売大手。モバイル関連製品の卸売、物流・在庫管理、エンドユーザー向けファイナンス等を手掛ける。ソフトバンクの子会社であるソフトバンクモバイルおよびソフトバンクテレコムが、同社に対して中古の携帯端末を販売している。2012年12月期の売上高は前年同期比11%増の63億ドル(約6165億円)、1株当たり純利益は7.16ドル。 7