宮城県北地域の基幹病院である大崎市民病院では、今年7月の本院の新築/移転に合わせ、EMC「VSPEX」ベースで構築した共通仮想化基盤を稼働させた。設備投資コストと運用管理負荷の大幅な削減と、システム停止時間の短縮、可用性向上などを実現している。 同事例は、システム構築を担当したネットワンシステムズが12月22日に公開したもの。 大崎市民病院では従来、電子カルテシステム、医療用画像管理システム、放射線部門システム、検体検査部門システム、薬剤部門システムといった医療情報システムを、それぞれ個別に導入したサーバー/ストレージ/ネットワークで運用しており、設備投資コストと運用管理負荷が大きな課題となっていた。 病院の新築/移転を機にこの課題を解決するため、同院では医療情報システム共通の仮想化基盤構築を決定した。これに対し、ネットワンシステムがEMC VSPEXベースの仮想化基盤パッケージを提案、採
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