書評あり みんなで戦争 銃後美談と動員のフォークロア 社会一般 重信 幸彦(著) A5判 408ページ 並製 定価 3200円+税 ISBN978-4-7872-2082-0 C0021 在庫あり 書店発売日 2019年03月26日 登録日 2019年02月04日 紹介万歳三唱のなか出征する兵士、残された子を養う隣人、納豆を売って献金する子ども――。満洲事変から日中戦争へと続く戦時下の日常には、愛国の物語である銃後美談があふれていた。美談から戦時下の「空気」を読み取り、「善意」を介した動員の実態に迫る。 解説満洲事変から日中戦争へと続く戦時下の日常=銃後では、プロパガンダを意図した美談が様々な団体によって作られ、新聞や雑誌は「愛国の物語」にあふれていた。 万歳三唱のなか出征する兵士、残された子を養う隣人、納豆を売って献金する子ども、夫の戦死を誇る妻、戦地の兵士を「お兄様」と呼び武運を祈る
