再び大規模デモの可能性=香港政府、逃亡犯条例「撤回せず」 2019年06月10日19時01分 10日、香港で記者会見する林鄭月娥行政長官 【香港時事】香港で身柄を拘束した容疑者の中国本土への移送を可能にする「逃亡犯条例」改正案について、反発を強める民主派団体などが、再び大規模デモを実施する公算が大きくなっている。主催者発表で103万人を動員した9日のデモの翌10日、香港政府トップの林鄭月娥行政長官は、改正案の審議を継続する考えを表明。これに対し、民主派は立法会(議会)を包囲する形でのデモを示唆し、政府への圧力を強めている。 林鄭長官は10日の記者会見で「(改正は)香港を犯罪者の逃げ場にせず、法治を確かなものにする措置」と強調。撤回する考えはないとした。 10日、香港で、「逃亡犯条例」改正に反対し、警官隊と衝突する民主派デモ隊(EPA時事) デモの主催団体「民間人権陣線」は9日のデモで、「立
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