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アメーバブックスの検索結果1 - 3 件 / 3件

  • ウェブデザイナーから装幀家へ フリーランスを選択して見えたもの | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    私はフリーランスのデザイナーで、主に本のデザインをすることを生業としている。肩書きでいうならば、装幀家、あるいは、ブックデザイナーということになる。 私がこの言葉に出合ったのは、遡ること10数年前、いまはなきアメーバブックスという出版社で働いていたときのことだった。当時20代の私は、サイバーエージェントの子会社として設立されたこの会社にウェブ・デザイナーとして在籍し、日々目まぐるしく変わっていく環境のなかで業務に勤しんでいた。(前回の記事はこちら) 出版社アメーバブックスは解散する──。 そう聞かされたのは、私が働き始めて4、5年ほどたった2007年ごろのことだった。一介のデザイナーに過ぎなかった私は、内情についてうかがい知ることはできなかったものの、ベンチャーである以上、そういったことはいつでも起こりうることだと心のどこかで覚悟はしていた。 30代で「所属先」がなくなるということ ただ実

      ウェブデザイナーから装幀家へ フリーランスを選択して見えたもの | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
    • 小林希『恋する旅女、世界をゆく――29歳、会社を辞めて旅に出た』|読書旅vol.18 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

      前回の『行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅』(2003年/幻冬舎)が男のロマンに溢れまくりの1冊だったため(*詳しくはこちらから)、次は女性の旅エッセイを読もうと決めていました。 そんな折に近所の古本屋で見つけたのが、こちらの『恋する旅女、世界をゆく――29歳、会社を辞めて旅に出た』(2014年/幻冬舎)。タイトルからして狙いにバッチリはまっています。 レキジョ、リケジョ、スージョ、テツジョ(またはテツコ)、山ガール、森ガール、カープ女子、刀剣女子――いろいろな分野で●●女/●●ガール/●●女子ブームってありましたよね。結局、定着したのは●●女子のみ? ほんの数年前の流行り言葉なのに、●●女/●●ガールに関しては早くも懐かしさすら覚えます。 正直、最初は苦手でした 著者の小林希さんは大学卒業後にサイバーエージェントへ入社し、そのグループ会社であるアメーバブックスの編集者

        小林希『恋する旅女、世界をゆく――29歳、会社を辞めて旅に出た』|読書旅vol.18 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~
      • ウェブデザイナーから装幀家へ 時代に逆行した職業を選択して見えたもの | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

        ここ10年ほどのあいだに、電車やバスの中の風景はすっかり変化した。かつてのように新聞をはじめ、本や漫画などの紙媒体を手にしている人はめっきり少なくなった。かわりに多くの人はスマートフォンやタブレットに目を落としている。 なかには、アプリを通して「本」を読んでいる人もいることだろう。しかし、車内で私が自然と目で追ってしまうのは、適度に重みがあり、何らかの印字が施され、見開くことのできる、従来からの本を携えている人たち、だ。 私はフリーランスのデザイナーで、主に本のデザインをすることを生業としている。電子書籍ではなく、実際に紙をめくる、外見でそれと分かるほうの「本」である。 本の表紙まわりのデザインを手がける人のことを、装幀(装丁)家と呼ぶが、表紙など外面だけでなく、本文のレイアウトなどから構造的にアプローチをする人のことを、近年ではブックデザイナーと呼ぶことが多いようだ。つまり、私の生業を肩

          ウェブデザイナーから装幀家へ 時代に逆行した職業を選択して見えたもの | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
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