並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 40 件 / 125件

新着順 人気順

ナイーヴの検索結果1 - 40 件 / 125件

  • この本がスゴい!2022: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

    「いつか読もう」はいつまでも読まない。 「あとで読む」は後で読まない。 積読をこじらせ、「積読も読書のうち」と開き直るのも虚しい。人生は有限であり、本が読める時間は、残りの人生よりもっと少ない。「いつか」「そのうち」と言ってるうちに人生が暮れる。 だから「いま」読む。 10分でいい、1ページだっていい。できないなら、「そういう出会いだった」というだけだ。「いま」読まないなら、「いつか」「そのうち」もない。 本に限らず情報が多すぎるとか、まとまった時間が取れないとか、疲れて集中できないとごまかすのは止めろ。新刊を「新しい」というだけの理由で読むな。積読は悪ではないが、自分への嘘であることを自覚せよ。「いま」読むためにどうしたらいいか考えろ。「本」にこだわらず読まずに済む方法(レジュメ、論文、Audible)を探せ。難解&長大なら分割してルーティン化しろ。こちとら遊びで読書してるんだから、仕事

      この本がスゴい!2022: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
    • サガフロ2が本当に面白かったので本気で感想書く|ジスロマック

      『サガ フロンティア2』をクリアしました。 本当に、面白いゲームだと思いました。 私は、人並みにゲームを遊ぶ。その中で「これは面白いゲームだ」と感じることは、結構多い。そして時たま、そこを1段上回る「これはすごいゲームだ」と感じるものに出会う。1年に何本か、出会う。 そして、サガフロ2は「これはすごいゲームだ」と感じた。 遊び始めてからクリアに至るまで、ひたすらに。ひしひしと。めちゃくちゃに。「これはすごいゲームだ」と感じ続けた。これはもう直感。なんとなくの“勘”で、「あぁ、これはすごいな」と一瞬で気がつくゲームがある。 サガフロ2は、まさにそんなタイトルだった。 ちょっと今から恥ずかしいことを言うけれど、私はRPGに夢を感じていたりする。RPGには夢が詰まっている。物語にはロマンが詰まっている。数値の中で紡がれる冒険には、唯一無二の体験が詰まっている。だからRPGが好きで。だからゲームが

        サガフロ2が本当に面白かったので本気で感想書く|ジスロマック
      • オタクは女の子になりたがっている? 「ポスト性同一性障害男子」は「政治的に正しい自慰」の夢を見るか。 - Something Orange

        『萌えの研究』を書いた大泉実成(id:oizumi-m)はそれに続く『オタクとは何か?』の第12回で次のように書いている。 オタクとは何か? 作者:大泉 実成 草思社 Amazon 僕は前作の『萌えの研究』の中で、どうしても理解できない作品として『マリア様がみてる』をあげた。自分の目の前に立ちはだかる最大の壁、といった言い方もした。 なぜかといえば、このミッション系お嬢様学校の、「姉妹(スール)」と呼ばれる女子高生同士の恋愛の姿の、その何をどう楽しんでいいかがさっぱりわからなかったからである。そこには僕の入り込む余地がまるでないのだ。なぜなら、そこには自分の自我を託せるような男性主体が出てこないからである。 マリア様がみてる1 (集英社コバルト文庫) 作者:今野緒雪 集英社 Amazon 今日は、ここらへんの話をすることにしよう。題して「オタクは女の子になりたがっている?」。 大泉は、上記

          オタクは女の子になりたがっている? 「ポスト性同一性障害男子」は「政治的に正しい自慰」の夢を見るか。 - Something Orange
        • 【報告】ねとらぼを退職しました(理由:膵臓がなくなったから)|たろちん

          おれはねとらぼをやめるぞ! ジョジョーッ! というわけで2023年11月30日をもってアイティメディア(ねとらぼの会社)を退職しました。 30手前までフリーライターなどと称して世間を欺き実家でただただ黒霧島を飲む毎日を過ごしていた穀潰しの私に仕事を与え、ついには「正社員」という真人間の称号まで授与してくれた会社には感謝しかありません。本当にクソお世話になりました。 今後はフリーランスに戻ります。なお、2023年12月1日からは業務委託としてねとらぼの編集・執筆に携わっていきます。そんな音速の出戻りあるんだ、という感じですが他の仕事も並行してやっていきます。ねとらぼ以外にも色々やりてえぜ、ってことで今回の決断となりました。 「父さんな、会社辞めてYouTube1本で食っていこうと思う」みたいな激イタ退職エントリを期待した方には置きに行った選択で申し訳ないんですが、ねとらぼの仕事量を半分くらい

            【報告】ねとらぼを退職しました(理由:膵臓がなくなったから)|たろちん
          • 「検索汚染」に憤る情弱どもの気持ちがわからない

            あのさあ。 どうしておまえらは二つ以上の単語で検索するということをしないんだ? 「戦艦の名前で画像検索するとゲームの絵がー」「競走馬の名前でアニメの絵がー」って騒ぐけど 「金剛 戦艦」「スペシャルウィーク 競走馬」で検索すりゃいいだけだろ。 簡単な話じゃねえか。 なんでそんなこともできないんだ? たとえば誰かからいきなり「ディープインパクト!」とだけ言われて 競走馬のことなのか映画のことなのか探査機のことなのか楽曲のことなのかお笑いコンビのことなのかプロレス技のことなのか おまえらには分かるのか? おまえらに分からないことがどうしてGoogleに分かると思うんだ? 「何も言わなくてもGoogle様は私の調べたいものをエスパーしてくれる」というナイーヴな考えは捨てろ。 競走馬のことを調べたいなら馬名に「競走馬」を加えろ。 映画のことを調べたいなら作品名に「映画」を加えろ。 「ディープインパク

              「検索汚染」に憤る情弱どもの気持ちがわからない
            • 美学は何の役に立つのか?

              以下の原稿は、もともと2019年10月12-13日、東京の成城大学における第70回美学会全国大会のために用意した講演原稿ですが、台風19号のために中止となったため、2020年1月12日に同じく成城大学において発表させていただいたものです。その後、雑誌『美学』に掲載するという話もあったのですが、字数制限などがあり残念ながら実現しませんでした。美学会の将来ということを意識した内容なので、このまま一般の雑誌原稿としても発表しにくいため、ここで共有したいと考えました。 〈1〉「歴史の終焉」が意味するもの 2010年、中国の北京大学において、第18回国際美学会議が開催されました。その時の大会テーマは「美学の多様性(Diversities of Aesthetics)」というものでした。企画者のひとりであった佐々木健一氏はそこで「美学の哲学的役割(Philosophical Role of Aesth

              • [ブクマカ] はてブは日本のネットの最下層

                増田じゃなくてはてブだろ はてブは日本のネットの最下層 ーーー 追記1 :b:Id:ds20200405「爆サイの評価高すぎワロタ(匿名ダイアリーはそれ以下かもしれんが)」 ブクマカ「さすがに(はてブが)爆サイ以下はない」 ブクマカ「はてブと ガルちゃん、小町を並べろ!! 」 身のほどを弁えろよ、ブクマカよ。はてブがネットの最下層だ😒 はてブは、ヲチが好きだったり犯罪示唆のブクマコメントがあったり救いがないが、そもそも殺人事件を起こしている 犯罪以外も下記のレベルなのでぶっちぎりですね ↓ 嘘ばっかり言うし、ニュース見ないし、ヲチ大好きだし、あげたらキリが無いんですが 近々で文句なしのバカを2つあげておきますね ○ 中古マンション買うかも https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20200717042238 ○ 理系の男が性的な意

                  [ブクマカ] はてブは日本のネットの最下層
                • 朝ドラ『エール』は史実に基づくドラマのモラルを逸脱していないか?(中川 右介) @gendai_biz

                  これでいいのか? 朝ドラ『エール』の、10月12日から16日の回が、「戦争を真正面から描いた」として評判がいい。 「戦場」シーンを出して、その残酷さと非情さ、理不尽さ、虚しさといったものをストレートに描き、号泣しない演技、音楽も排した抑制された演出も称賛に値するだろう。 これまでの朝ドラは主人公の大半が女性だったので、実在の人物をモデルにした一代記ものでも、「戦争」を描くとしても、間接的だった。 ヒロインの夫や恋人、あるいは息子が戦死する、本人も空襲で家が焼けるといった悲劇はあっても、戦争は背景としてあるだけだった。その戦争を背景とした物語において、ヒロインは戦争の被害者にすぎなかった。 だが『エール』では、主人公が男性であり、戦争に積極的に加担した加害者側の人物がモデルなので、戦争を避けて通れない。その物語が要請する「戦争」をしっかりと描いた。 『エール』が純粋なフィクションで、窪田正孝

                    朝ドラ『エール』は史実に基づくドラマのモラルを逸脱していないか?(中川 右介) @gendai_biz
                  • 「フェミのいうことを聞かない罪」なんてものを主張してしまうのは、自分を権力者だと勘違いしているからだよね?

                    理想的と言っても良いほどのクソコメがあったので紹介しておきますね。 nobori_lupin そちらのことは知りませんけどムーブをしたら規制されても文句言えないじゃん。オタクがオタクだったころは、ゾーニングして社会に迷惑をかけないようにするので許容してほしいって方針のオタクも多かった記憶。 xnikki 倫理を無視すると宣言した以上、もう萌えを始めとしたオタク系表現は社会悪としてバッサリ切るべき。ネットはもはや公共物。オタク表現の居場所を作ってはいけない フェミさんの勘違いをこの上なくわかりやすく表現してくれている奇跡のコメント。 ・そちらとはどちら? ・規制するのは誰? ・オタクがオタクだったころも意味不明。じゃあ今のオタクは何なのか? 「全然わからない、俺たちは雰囲気でオタクを殴ってる」を地でいってる。 私がこの文章でオタクが従わなくても良いと言っているのは「フェミさんの主張する倫理」

                      「フェミのいうことを聞かない罪」なんてものを主張してしまうのは、自分を権力者だと勘違いしているからだよね?
                    • 高齢者に集団自決を勧めたイェール大教授ーその意味するところは? - Dr. Tairaのブログ

                      カテゴリー:社会・政治・時事問題 2023.02.14更新 はじめに 昨年末のイェール大学経済学部の助教授*、成田悠輔氏による「高齢者は集団自決」発言は、世間を騒がせてきました。優生思想にもつながりかねないこの発言は、本人からすれば比喩的なつもりだったとは言え、大いに物議を醸しており、否定的な意見が多く見られます。その一つとして、ジャーナリスト窪田順生氏は、成田氏の発言を批判的に論述しています [1]。 そしてNew York Times(NYT)は、成田氏の集団自決発言を記事にしました [2]。記事の見出しは「イェール大学教授が日本の高齢者に集団自決を勧めたーその意味するところは?」であり、 説明書きとしてとして 「成田氏は、主に日本の年齢階層を見直そうとする動きが活発化していることを指摘したのだという。しかし、彼はこの国の最もホットなボタンを押したのだ」というのがあります(下図)。記事

                        高齢者に集団自決を勧めたイェール大教授ーその意味するところは? - Dr. Tairaのブログ
                      • 西台・高島平 ─ 努めて忘れようとすれば、常に曇天のノスタルジー | スカート・澤部渡 - SUUMOタウン

                        著: スカート・澤部渡 ▲ 西台駅から見える高島平の夕暮れ/2012年11月筆者撮影 首都高中央環状線と外環を結ぶ5号池袋線と、東京の果てへ向かって走る都営三田線に囲まれた地域。高島平が、私の生まれ育った街です。どうにもこうにも寂しい街。ほぼ海抜ゼロメートル地帯*1という宿命を背負っているためか、何もかもが寂しい。それは公園の時計であろうと、駅前の噴水であろうと、スーパーマーケットの生け垣であろうと、例外はなかったように思えます。 私が多分におセンチな人間だからそう思ってしまうのかもしれません。ですが、そのおセンチな私が育った街なのです。日々の暮らしや思い出はまた別ですが、なぜか「自分が生まれ育った街」を思い出すとき、その景色は常に曇天です。 あのマンモス団地がある街、高島平私は出身地を説明するときに「高島平」と言います。「あのマンモス団地がある高島平です」。そうして会話は終わる。もっとも

                          西台・高島平 ─ 努めて忘れようとすれば、常に曇天のノスタルジー | スカート・澤部渡 - SUUMOタウン
                        • オードリー若林正恭の結婚に寄せて - 青春ゾンビ

                          オードリー若林正恭が結婚。それはもう、かなり大袈裟に動揺してしまったのである。ナイーヴであることを唯一のアイデンティティとして、大人への一歩を踏み出せず、”青春ゾンビ”なんて造語と戯れながらダラダラと思春期を彷徨っている。そんな風にして自意識を拗らせたこの国のヤングアダルトの約7割が(当社調べ)、若林正恭の生き様に依存してしまっている。本人からすれば迷惑な話である。しかし、彼の自意識のあり方、その変化を、自分の現在地と照らし合わせることで、これからの生き方の指針としていたのだ。であるから、社会人大学人見知り学部卒業見込みの私たちは、『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』『ナナメの夕暮れ』を読みながら、自意識のあり方を少しずつアップデートしてきたつもりだ。それでも、41歳の若林正恭が深夜の公園でバスケットボールに興じている姿に、「私たちはまだ大丈夫だ」とどこか安心していたところがある。

                            オードリー若林正恭の結婚に寄せて - 青春ゾンビ
                          • R.I.P. 鮎川誠 | ele-king

                            連日レジェンド級のアーティストたちの訃報が続き、堪えるなと思っていたところへまたひとり……シーナ&ロケッツの、そして日本を代表するロックンロール・ギタリストの鮎川誠が1月29日午前5時47分(シーナ!)に亡くなった。享年74歳。日本中のロックンロール・ファンがいま、悲しみに暮れている。 昨年5月に膵臓がんで余命5ヶ月を宣告されてからも「一本でも多くライヴをしたい」とツアーを続け、近年ではもっともライヴの多い一年になったという。最後までロックとライヴにこだわった生涯だった。 11月にはシーナ&ロケッツ45周年ワンマンを新宿ロフトで行った。ライヴ中にウィルコ・ジョンソンの訃報が入り、「ウィルコの分までロックするぜぃ!」と叫ぶ姿がYouTubeに投稿されている。 そんなウィルコ・ジョンソンやイギー・ポップといった鮎川とも交流のあったアーティストたちと同様に、鮎川はパンク以前とパンク以後、メジャー

                              R.I.P. 鮎川誠 | ele-king
                            • 『イブニング』の面白い2世漫画は『K2』だけじゃない——寺沢大介『ミスター味っ子II』 | マンバ通信

                              『ミスター味っ子II』 本コラムを読んでいるような漫画好きならご存知の人も多いと思いますが、先日、『イブニング』休刊により『コミックDAYS』へと移籍する連載作が無料公開される出来事がありました。これにより、高レベルで安定した面白さを持つことが知られて大きくハネたのが、90年代『少年マガジン』で長期連載された『スーパードクターK』の「2世もの」な続編である、真船一雄『K2』であることも言わずもがなでしょう(ギュッ)。ですが、『イブニング』で連載された2世もので面白い作品というのは『K2』のみではありません。というわけで今回の紹介は、やはり往年の『マガジン』連載作の2世もの、寺沢大介『ミスター味っ子II』です。 連載期間は03〜12年なのですが、作者がこの時期に同じ『イブニング』で食ミステリの傑作『喰いタン』を同時連載していた関係で、06年から09年には不定期掲載・一時中断の期間があり、10

                                『イブニング』の面白い2世漫画は『K2』だけじゃない——寺沢大介『ミスター味っ子II』 | マンバ通信
                              • 上野千鶴子はなぜウクライナの女性たちを見捨てたのか。「思想のつじつま合わせ」が生身の人間を踏みにじるとき。 - Something Orange

                                フリージャーナリストの志葉玲氏がこのような記事を書いている。 ウクライナ侵攻が始まって以来、いわゆるリベラル/左派とされる知識人やメディアの中から、過剰にロシアを擁護したり、侵攻による被害国であるウクライナを批判したり、一刻も早い停戦のためウクライナ側に妥協を求めたりというようなことが、幾度か主張されてきた。これらの主張の欺瞞とも言える部分は、ウクライナを語りつつ、結局は米国の外交・安全保障政策を批判したいだけであったり、防衛費を大幅増額し改憲も目論むという岸田政権への批判だけであったり、国際社会の分断による日本への影響を懸念したりしているだけであることだ。 ウクライナ戦争勃発以来、「即時停戦」を主張しつづける大方の「左派リベラル」の欺瞞を突く内容であり、うなずくところが多い。 この戦争において、平和や自由や人権を高らかにうたい上げる左派がその実、被害に合いつづけているウクライナ人を見捨て

                                  上野千鶴子はなぜウクライナの女性たちを見捨てたのか。「思想のつじつま合わせ」が生身の人間を踏みにじるとき。 - Something Orange
                                • 新訳で劇的に面白くなった名著『新版 歴史とは何か』(E.H.カー)

                                  ・歴史とは現在と過去との終わりのない対話である ・世界史とは各国史をすべて束ねたものとは別物だ ・すべての歴史は「現代史」である 名言だらけのE.H.カーの名著。 昔は「教養を身につけるため」と有難がっていた。今でも教養課程の必読書とされているかもしれない。文系理系関係なく読むべき名著といえば、『理科系の作文技術』とこれだろう。 ところが、新訳を読むと、がらりとイメージが変わった。「教養を身につける」という体裁よりも、むしろ、ユーモア満載、毒舌たっぷり、ハラを抱えて大笑いできる一流の講義になる。 論敵をあてこすり、酷評し、嘲笑する。死者を皮肉り、(歴史学も含めた)人文学を軒並み張ッ倒し、強敵は名指しで祭り上げ、しかる後にメッタ斬り。 母親の膝のうえで学んだ子どもっぽいナイーヴな学説だとか、成績が「可」ばかりの学生みたいな史観だとか、めずらしく階級的感覚の低い発言だとか、嫌味と毒舌のオンパレ

                                    新訳で劇的に面白くなった名著『新版 歴史とは何か』(E.H.カー)
                                  • コノ記事読ミマシタ!参考にしたいブックマークしたおすすめ記事【2021年6月】 - ウミノマトリクス

                                    最終更新日時:   2021年6月25日 備忘録としてブックマークしていった記事などをご紹介します。 よかったら参考にしてみてください。 応援してくれると励みになります! いろんなブログがあって参考になるね! 自分のブログばかりに集中すると視野が狭くなるのでなるべく多くのブロガーのブログを拝見しています! その心がけは良いことよ! その中でもこれだ!と思った記事にはブックマークをして備忘録として記事にしてこうと思っています。 多くの人に紹介できたらいいね! twitterで毎日投資成績をつぶやいています! twitterでも毎日の投資成績と指標の差などをつぶやいています。Follow @uminoxhiro よかったらフォローお願いします。 目次: 目次: 参考にさせていただいたブログ様 2021年6月25日 2021年6月19日 2021年6月16日 2021年6月9日 2021年6月8

                                      コノ記事読ミマシタ!参考にしたいブックマークしたおすすめ記事【2021年6月】 - ウミノマトリクス
                                    • 鬼滅の刃と三島由紀夫

                                      はっきり言ってこの文脈において鬼滅の刃はそこまで重要じゃないんだけど、要は生まれ変わりの話である。 鬼滅の刃は最終巻を除いて全て読んでいるし、一年以上前からジャンプ本誌を購読していて大体の展開は知っている。三島に関してはこれまで十冊くらい読んだ。仮面の告白、金閣寺、豊饒の海。そういうやつだ。 要するに生まれ変わりの話である。三島由紀夫は東大を卒業して官僚になった後で小説家に転身した。諸々の経緯を省くと最終的に自衛隊基地で生涯を終えることになる。この事件には様々な思惑が見られるのだけれど、それはそれとして三島由紀夫は生前生まれ変わりというものへの執着を小説において大いに語っていた。勿論、それはポーズだったのかもしれない。荒唐無稽でナイーヴな小説家としてのポーズを取ることで、あるいは自分の目的を推測されまいとしたのかもしれない。 いずれにしても、豊饒の海シリーズを読んでいる限りで彼はかなり真剣

                                        鬼滅の刃と三島由紀夫
                                      • 映画『初恋』感想。「弱者と強者」の視点から東映ヤクザ映画のルネサンスに成功した大傑作!韓流華流ハリウッドとも戦える名作の誕生 - CDBのまんがdeシネマ日記

                                        延期になったドラえもんとしまじろうの席割りを『初恋』にわけてくれ! どうしても今、この瞬間に全力で薦めたい映画というものがある。たとえその映画が冒頭から生首が切り落とされる暴力描写でPG12にレートされていても。たとえ世界を覆うコロナウィルス騒動の影響で、映画館の出足が壊滅し、興行的に苦戦していても。台風の直撃で初週が壊滅してしまったアニメ映画『空の青さを知る人よ』がそうだったし、三池崇史監督の最新作『初恋』もそういう映画である。「ああ、三池監督のそれ系の映画ね」とあなたは思うかもしれない。でもこの映画には、「三池崇史監督の振り切れた快作で、ベッキーの振り切れた怪演がみどころでうんぬん」と言ったありきたりの説明の十倍くらいの情報と構造が詰め込まれている。脚本の中村雅氏の力が圧倒的だと思う。 脳腫瘍で引退を宣告されたボクサーとヤクザに追われる少女、という予告編の映像の切れ味から、ある程度出来

                                          映画『初恋』感想。「弱者と強者」の視点から東映ヤクザ映画のルネサンスに成功した大傑作!韓流華流ハリウッドとも戦える名作の誕生 - CDBのまんがdeシネマ日記
                                        • 【座談会】なぜ日本には移民文化が「存在しない」のか? ~戦後日本のアイデンティティ問題から考える【前編】

                                          MAIL MAGAZINE下記からメールアドレスを登録すると、FUZEが配信する最新情報が載ったメールマガジンを受け取ることができます。 利用規約、プライバシーポリシーに同意します。 登録する 世界的に排外主義やポピュリズムの機運が高まりを見せる2019年の今、移民というイシューは様々な形で浮上している。政治的には極めて緊迫した状況が続く一方、文化的には移民(や移民のルーツを持つ)作家の生み出すアート表現や、彼らとのクロスオーヴァーで創出される表現が幾つもの新しい扉を押し開いている。例えばアメリカのポップ・ミュージックに目を向ければ、ここ数年はヒスパニック系の急激な人口増加に伴い「ラテン・レボリューション」とも呼ばれるラテン・ミュージックのブームが巻き起こっているし、2010年代のポップとなったラップ/ヒップホップは当然ながらアフリカ系アメリカ人が中心となった音楽だ。映画の世界ではキュアロ

                                            【座談会】なぜ日本には移民文化が「存在しない」のか? ~戦後日本のアイデンティティ問題から考える【前編】
                                          • シン・ウルトラマン/そんなに人間は好きじゃないだろう、カラー。

                                            オフィシャルサイト 「そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン。」ある局面でゾーフィがウルトラマンに投げかける言葉で今作のキャッチコピーにもなっているのだけれど、ウルトラマンが地球にやって来て以降の動向を注視していたゾーフィにしてウルトラマンがどうして人間にああまで入れ込むのか理解に苦しんでいるわけで、それはゾーフィならずともワタシも同様であって、ウルトラマンがよそで何を見聞きしたのかはわからないけれど、子供をかばって命をおとした神永(斎藤工)の自己犠牲より他にヒューマニズムの発露は見当たらず、あれがそこまでドラスティックな体験になるとは宇宙の美化委員を気取る光の星の人たちはそこまでナイーヴなのかと減らず口の一つも叩いてみるのである。その理由のおそらくは、いくつかのTV版エピソードをつまんでつなげたこの物語の構成がもたらしたもので、ウルトラマンで言えば全39話をかけて醸成された人間への

                                              シン・ウルトラマン/そんなに人間は好きじゃないだろう、カラー。
                                            • 安倍政権の合理と不合理 | 荒野に向かって、吼えない…

                                              4月11日現在、日本で確認されている新型コロナウィルスの感染者はあくまで氷山の一角にすぎないのは確実だが、一方ですでに数十万人規模で感染が広がっているとすればごまかしようもないのであろうから、現時点ではそこまでは感染は拡大していないといったあたりなのだろう。 深刻なのは、では日本でいったいどれほど感染が広がっているのかを、科学的根拠をもって推計することさえできないことだ。一万に近い数万なのか、十万に近い数万なのか、それ以下なのか以上なのか、ただ勘に頼るほかないのである。 日本政府の対応はOECD諸国の中では最低レベルと言い切って構わないであろうが、にも関わらず謎の理由によって日本での感染拡大のスピードは遅いのも間違いないだろう。そして日本政府は、この状況を活かすどころか、わざわざドブに捨て続けている。 布マスクを1世帯に2枚配布するという愚策に顕著なように、安倍政権の対応は単に動きが鈍いと

                                              • 壊れやすい卵のための21世紀マンガレビュー(第3回) 野村宗弘『うきわ』 | マンバ通信

                                                1 はじめに 人はなぜ不倫をするのでしょうか? そのものズバリの書名を冠するインタビュー集を開くと、この疑問に対して上野千鶴子が興味深い回答をしていました。「逆に聞きたいですよ。人はなぜ不倫をしないんでしょうか、と(笑)。何度も言うように結婚したら最後、自分の性的身体の自由を手放さなければいけないなんて恐ろしいことを、私はする気にはなれません」(*1)。 いかにも上野千鶴子らしい強気な物言いに思えます。しかし、この引用で目を引くのは、最後の一文、とくにその後半部に表われている屈託にほかなりません。この引用の少し前に、彼女はより率直な言葉でその内面を明らかにしています。 私はフェミニズムが男との平等を求める思想である以上に、自由を求める思想だと思っています。平等より、私は自由がほしかった。性的な身体の自由はとりわけ重要なものだと思っています。それを結婚によって手放すなんて、考えただけで恐ろし

                                                • 技術を楽しめているか? Scalaエンジニアが研究・開発・教育それぞれで試行錯誤した10年のキャリア - Findy Engineer Lab

                                                  読者の皆さん、はじめまして。株式会社オプト所属のエンジニアでかつJapan Scala Association(JSA)理事を務めている水島宏太(@kmizu)と申します。 この記事では、私の経歴を大学院の修士課程から現在に至るまで振り返って、どのような試行錯誤をしてきたかを「教育」「研究」「開発」という3つの軸を中心にお話ししたいと思います。この軸は今の自分を規定しているものでもあり、これまで試行錯誤してきたものでもありました。 私のキャリアは割と行き当たりばったりな部分がありまして、皆さんの参考になるかどうか分かりませんが、「こういうキャリアもあるんだ」「こういう生き方もありなんだ」程度にでも受け止めてもらえればうれしいです。 「研究する力」と「技術の感性」を磨いた大学院時代 プログラミング言語でわいわいする楽しさ 人生の転機となったScalaコミュニティ活動 ScalaMatsuri

                                                    技術を楽しめているか? Scalaエンジニアが研究・開発・教育それぞれで試行錯誤した10年のキャリア - Findy Engineer Lab
                                                  • 分析美学者から見たポストモダニズム|obakeweb

                                                    こんにちは、ポストモダンおちょくる芸人です。 分析vs大陸のいがみ合いが三度の飯より好きなのですが、ラウトレッジ・美学コンパニオンに「ポストモダニズム(postmodernism)」の項目があったのでかんたんに紹介。 書いているのはDavid Novitzという南アフリカ出身の美学者。描写の哲学やフィクション論で注目すべき仕事をしていた人だが、がんで若くして亡くなっている。 後で述べる通り、そこまで情報量のある論文ではないですが、英語圏の哲学・美学において、フレンチ・セオリーやポストモダニズムがどう扱われているのか関心があったため、読んでみました。 以下レジュメ。 ----------✂---------- 1.ざっくりした歴史■啓蒙思想と近代哲学(16〜17世紀) 王、教会、封建制、貴族制が支配する中世から、個人の理性が重視される近代へ。 数学や論理や実証を通して、誰でも世界について正し

                                                      分析美学者から見たポストモダニズム|obakeweb
                                                    • 「死を恐れるのは人間の本能です」10年前、立花隆が“最後のゼミ生”に伝えていたメッセージ | 文春オンライン

                                                      ジャーナリスト・評論家の立花隆さんが、4月30日、80歳で亡くなりました。立花さんは1996年から東京大学駒場キャンパスでゼミを開講し、多くの教え子を各界に送り出してきました。その後、「立花ゼミ」は形を変えながら続けられましたが、2010年3月には立花さんが東京大学を退官。それから3ヶ月後の6月26日、立花さんは“最後のゼミ生”に向けて、実に6時間にも及ぶ最終講義を行っていました。 当時70歳だった立花さんが、次の世代に向けて残したメッセージとは――。講義の内容を収めた『二十歳の君へ』(文藝春秋)より、その一部を抜粋して紹介します。(全2回の2回目/前編から続く) ◆ ◆ ◆ リアリティの皮相 人間、若いときほど死が怖いものです。 死を恐れるのは、人間の本能です。戦争の時代のような特殊な時代を除けば、死にいちばん近いのは老人です。若い人ほど死からは距離があります。僕のように70歳にもなると

                                                        「死を恐れるのは人間の本能です」10年前、立花隆が“最後のゼミ生”に伝えていたメッセージ | 文春オンライン
                                                      • 【IQ1AdC】W理論こと特異学習理論の重要論文公式10本ノック【12/9】 - カイヤン雑記帳

                                                        おはようございますまたはこんにちはまたはこんばんは,カイヤンです. 本記事はIQ1 Advent Calendar 2019(主催者 id:chakku000 )における12月9日の記事です. 参考:IQ1 Advent Calendar 2018 2018/12/11の拙著記事「IQが1のデータ分析:respects いつも何度でも尋ねられること」 おことわり 今回は,ベイズ推論の特異学習理論(Watanabe理論,W理論)についての記事です.IQ1なので数学的に厳密な書き方でないどころか数式が登場しませんのでご了承ください. また,IQ1なために各論文を肯定的に読んでいます(理論が中心の紹介ですが一部の数値実験についても).クリティカルリーディング要素はありません.申し訳ありません. よりおことわりらしいおことわりはIQ1AdCの雰囲気をぶち壊すので折り畳みます. IQ1AdCそのもの

                                                          【IQ1AdC】W理論こと特異学習理論の重要論文公式10本ノック【12/9】 - カイヤン雑記帳
                                                        • 歴史認識論争についての記述を読むかぎり、DavitRice氏の記憶力や要約力は信用しづらいし、誠実な対応をする信頼ももちづらい - 法華狼の日記

                                                          hokke-ookami.hatenablog.com 上記エントリと関連あるようなないような話。 日刊ゲンダイなどに寄稿しているid:DavitRice氏の下記エントリで私が言及されていた。 davitrice.hatenadiary.jp 応答を求める意見が第三者からあったので*1、「北村紗衣」氏の誤記などをコメント欄で指摘した。 しかし返答や反論のコメントがないのはいいとして、簡単な修正すらないまま新しいブログエントリが上げられている。 もちろん、指摘を黙殺することも個人の自由ではある。意見が長文になるほど反応が難しくなることも理解するし、単純に読みやすさを損ねてしまう問題もある。 しかし今後も応答が期待できないと思わざるをえないので、別エントリに対する歴史認識についてのコメントのみ、記録をかねて下記に転載しておく*2。 ツイート*3などでDavitRice氏自身が関連づけている1年

                                                            歴史認識論争についての記述を読むかぎり、DavitRice氏の記憶力や要約力は信用しづらいし、誠実な対応をする信頼ももちづらい - 法華狼の日記
                                                          • The Roosters(z)の全スタジオアルバム(10枚) - ブンゲイブ・ケイオンガクブ

                                                            祝・The Roosters(z)全スタジオアルバム(+α)サブスク解禁! ということで今回は、そんな解禁されたオリジナルスタジオ“アルバム”全10作品を順番に見ていく記事です。タイミング! ちなみに、今回のサブスク解禁は相当に悲願な出来事で、その辺の様々に困難だった事情を以下の記事で少しばかり書いていました。もう過去のことになってしまいましたが参考までに。 ystmokzk.hatenablog.jp あと、割と今回の記事に近い書き方をしたことのあった、ムーンライダーズの記事はこちら。というかムーンライダーズの記事の時の書き方に準じて今回書きました。 ystmokzk.hatenablog.jp はじめに The Roosters?こんな古いロックの何がいいの? ①R&Rに始まり、ニューウェーブに転化していくサウンド ②大江慎也が綴り歌うドライで実直な世界観 ③狂気の出力の仕方を備えてし

                                                              The Roosters(z)の全スタジオアルバム(10枚) - ブンゲイブ・ケイオンガクブ
                                                            • 天気の子感想 - mirunaのブログ

                                                              イリヤの空、UFOの夏とAIRとエヴァのマッシュアップして(菌糸類の極めてしょーもないヒーロー論への反論としての)プリズマ☆イリヤ化した映画。プリズマ☆イリヤの空、UFOの夏ってか。 セカイ系という悪質なサブカルクソ野郎どもからのラベリングに対し前々から控えめに嫌悪感を示していた新海誠であるからして、まあそりゃ世界を滅ぼしてでも(いや滅んでないけど)好きな女の子のほうが大事だろ!っていうもうとっくにナイーヴで無力な男の子モノの流行はこの結論と共に終わっているというのを新海誠がやっただけの映画である、がその結論は娯楽映画的にも極めて正しいのでちゃんと面白い、というやつ。境界の彼方とかあのへんと同じ手触り。龍の歯医者よりは面白い。特に神尾観鈴をメンヘラにしてその死を人身御供として自分の内面の浄化のために利用したりしないところが偉い。 比較対象として最適なアニメはOVA東京魔人學園剣風帖龖あたり

                                                                天気の子感想 - mirunaのブログ
                                                              • 小文字時代のthee michelle gun elephant【25曲】 - ブンゲイブ・ケイオンガクブ

                                                                チバユウスケが死んでしまって、悲しいとか何とかよりも「あっ、死んでしまったんだな」みたいなぼんやりした感覚だけあって、何とはなしにとりあえず彼の代表バンドであろうthee michelle gun elephantを聴き返してたら、前期と後期で好きな曲を集めたプレイリストができたので、それを元に、この亡くなったボーカリスト兼ソングライターがどのように異質であったか、そしてバンドがどれだけ素晴らしいものだったかをぼんやりと見ていく記事です。 タイトルにあるとおり、今回は小文字時代、つまり“thee michelle gun elephant”表記だった時代の分を見てきます。大体メジャーデビューの1996年から1997年までの、よく見たらたった2年の時期に、彼らはアルバムを3枚と多数のシングルをリリースしています。カップリングに多数のトラックがあり後に編集盤『RUMBLE』に纏められるほどに曲

                                                                  小文字時代のthee michelle gun elephant【25曲】 - ブンゲイブ・ケイオンガクブ
                                                                • 1987年生まれから見た「若い世代」の論客たちについて - あままこのブログ

                                                                  91年生まれ大反省会をしたい。わたしは91年生まれで今年30になる。若者と括られてきたけど、明らかに今の世代と全く育ってきた景色が違うことを感じる。政治家と言えば小泉首相、まだ日本は経済的にすごいと習ったし、嫌韓本が本屋に並び、ネットは2chにニコニコ、メディアは「オネエ」を笑っていた。— 永井玲衣 (@nagainagainagai) 2021年7月5日 当時K-POPを色んな人が恐れていたのを覚えている。学問といえば受験勉強、フェミニズムはヒステリー、社会運動は危険、資本主義は疑えないもの。数え切れないイメージが潜在的に内面化されているはず。ここをしっかり毒出しして反省しないと、これからの世代を抑圧してしまう。ここが分水嶺だと思う。— 永井玲衣 (@nagainagainagai) 2021年7月5日 僕は、これらのツイートに、「たしかにそうだなー」と思ってたんですが、どうやらはてな人

                                                                    1987年生まれから見た「若い世代」の論客たちについて - あままこのブログ
                                                                  • 子どものころ、お誕生会に誰も知らない子が来た…… 思い出してさらに謎と怪異が深まる漫画にゾクッ

                                                                    ※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 夢のない話をしてしまいますが、「小さな頃の不思議な経験」のほとんどは、夢で見たことと現実が混ざり合い「実際にあったこと」と、間違って記憶されたものなのだそうです。 ですがその不思議な体験に、自分以外の立会人がいたとすれば……。今回ご紹介する作品は、その体験を思い出し話し合ったところ、さらなる不可解な共通体験が判明する……というお話です。 作者は代表作『ナイーヴ』『ハネムーンサラダ』(白泉社)などで知られる、漫画家の二宮ひかる(@hika_ninomiya)さんです。 二宮さんが小学生の頃に体験した、不思議な思い出のお話。その日は妹さんの誕生日で、友達を集めてお誕生会を開くことになっていました。学校からの帰り道、二宮さんと妹さんは、お母さんが用意してくれているごちそうについて話を弾ませていたのですが、そこへ2人組の女の子が声を掛けてき

                                                                      子どものころ、お誕生会に誰も知らない子が来た…… 思い出してさらに謎と怪異が深まる漫画にゾクッ
                                                                    • ウクライナ戦争・再論 2022年4月17日 塩川伸明

                                                                      *1 その後の関連発言として、 『世界』2022 年 5 月号のインタヴュー、 『現代思想』2022 年 6 月臨時増 刊号:総特集「ウクライナから問う」 (5 月中旬刊行予定)における池田嘉郎氏との対談がある。そ の他、4 月 4 日には、東京大学グローバルキャンパス推進本部主催の役員・教員・職員を対象とし た勉強会で講演した。本稿はこの講演の際に準備したノートをもとに、大幅な増補改訂を加えたも のである。 - 1 - ウクライナ戦争・再論 2022 年 4 月 17 日 塩川伸明 《目次》 はじめに Ⅰ 背景 1 ウクライナとロシア a ロシア革命まで b ソ連時代 c 独立後 2 アメリカ・NATOとロシア 3 ウクライナとNATO Ⅱ 最近の動向 1 開戦 2 戦争 3 停戦交渉 おわりに ********* はじめに 「ウクライナ戦争をめぐって」 という小文をこのホームページにア

                                                                      • コロナ感染爆発でも飲み会を続ける「自粛しないサル」を一発で変える"ある方法" 霊長類学者が提言する「嫌悪学習」

                                                                        新型コロナウイルスの新規感染者数が連日、過去最多となっている。霊長類学者の正高信男さんは「人々の行動を変えるためには、サルの研究で判明した『嫌悪学習』を応用するといい。たとえばコロナ感染で苦しむ人の姿をメディアで報じれば、自粛の効果が期待できるはずだ」という――。 ※本稿は、正高信男『自粛するサル、しないサル』(幻冬舎新書)の一部を再編集したものです。 危険な体験はたった一度で長く記憶される もう40年も前のことになりますが、長野県に生息する野生ニホンザルにアーモンドの実を与える実験を行った研究者がいました。山に暮らすサルで、アーモンドは日本列島には自生しないのですから、彼らがアーモンドの実にそれまで接したことがないのは明白。つまりナイーヴな状態であるといえます。 といってもクリやシイの木の実にはなじみがありますし、好物ですから、見てそれが食べられそうな代物であることぐらいは察しがつくとい

                                                                          コロナ感染爆発でも飲み会を続ける「自粛しないサル」を一発で変える"ある方法" 霊長類学者が提言する「嫌悪学習」
                                                                        • ワールドロックナウ 2020年11月15日(エルヴィス・コステロ、サム・スミス、AC/DC) - ラジオと音楽

                                                                          新譜紹介 Elvis Costello『Hey Clockface』 エルヴィス・コステロの最新作。ヘルシンキ、パリ、ニューヨークで録音されました。スティーヴ・ナイーヴがメインのミュージシャン。 Hey Clockface アーティスト:Elvis Costello 発売日: 2020/10/30 メディア: CD Hey Clockface / How Can You Face Me? タイトルナンバー。「時計の文字盤さんよ、どうして彼女と俺が一緒にいる間、どんどん先に進んでしまうんだい?そして彼女が帰ってしまうと、どうして早く進んじゃうんだい?」という曲。 No Flag このアルバムのリード曲として先行リリースされた曲。「俺には宗教もなければ、哲学もない」というメッセージの曲。 Byline (訳詞) 僕は読む、一行また一行また一行 いくつかは君の言葉 いくつかは僕の言葉 忘れ難い表

                                                                            ワールドロックナウ 2020年11月15日(エルヴィス・コステロ、サム・スミス、AC/DC) - ラジオと音楽
                                                                          • 室井大資インタヴュー(その2)

                                                                            はい、漫画家・室井大資インタヴューの続き。 昨夜アップした第1回分は既にかなりの人たちに読んでいただけているようで、ありがたいことです。 (室井氏も喜んでます) さて今夜は第2回。 先頃第6巻が出て完結した『レイリ』、その制作秘話をお届けします。 お楽しみください。 ※インタヴューその1 https://lsdblog.seesaa.net/article/201907article_7.html ―その岩明さんですけど…『レイリ』。岩明均原作。 室井「はい」 ―原作付きは初めて? 室井「そうですね。岩明さんじゃなかったら、原作付きとかは受けなかったです」 ―岩明均さんの原作で、漫画を描くっていう…その話はそもそもどういう経緯で? 室井「担当編集者の、沢さんっていう…チャンピオンの元編集長。『刃牙』とか『シグルイ』とか担当されてた方が、岩明さんと30年ぐらい仲良くて。定期的に単行本を…自分

                                                                              室井大資インタヴュー(その2)
                                                                            • 2002年の日本の下北系ロック関係(アルバム等10枚)(前編) - ブンゲイブ・ケイオンガクブ

                                                                              日本のロック関係の歴史で、同世代のバンドが一気に出てくる場面は何度かあるかと思います。渋谷系の諸々の中でミスチルやスピッツ等が同じ頃に出てきた1990年代初めやら、くるりやスーパーカーやNumber Girlや中村一義やらが一気に出てきた1997年〜1998年の世代やら。そして、2001年〜2003年に一気に出てきた、”下北系”という括り方をよくされる世代も。 今回はこの、2000年代前半に一気に出てきたこの”下北系ギターロック”な世代の、そのうち2002年に出た作品を10枚選んで見ていく記事になります。10枚と言いつつ、上のサムネ画像には9枚しかないのですが、今回はこの9枚を扱う前半の記事で、そして次の後半の記事でサムネに無い残り1枚を個別に扱います。一体何デターなのか、予想してみてください。 中には一度解散したバンドや、活動が止まってしまっているバンドや、中心メンバーが亡くなったバンド

                                                                                2002年の日本の下北系ロック関係(アルバム等10枚)(前編) - ブンゲイブ・ケイオンガクブ
                                                                              • Puma Blueが語る静寂の美学、ダークでメランコリックな音楽表現の源 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                                                プーマ・ブルー(Puma Blue)は突然現れた。2017年ごろに『Swum Baby EP』が静かに話題になっていったが、実に独特で、不思議な音楽だった。おぼろげに浮かんでいるようなサウンドに、ささやくように歌う声、全ての音は今にも消え入りそうに揺らめいている。その音楽は暗くて、退廃的。でも、セクシーであり、とてつもなくエモーショナルだった。DIYなやり方で制作しているのは明らかで、理想的なインディペンデント音楽であるように思えた。 しかし、同時に彼のバンドにはUKのジャズトリオVels Trioのメンバーも在籍していたこともあり、どこかパンク的なマインドさえも感じられる衝動的なサウンドであるにもかかわらず、演奏面では洗練されている部分も感じられた。実はブリット・スクールで音楽を学んでいたという話もある。粗削りであり、洗練されてもいる。エモーショナルだが、その音楽は全てがコントロールされ

                                                                                  Puma Blueが語る静寂の美学、ダークでメランコリックな音楽表現の源 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                                                                • 被害者意識が支配する:比較文学者エイドリアン・ドーブによるテックの哲学批判 | elabo

                                                                                  1973年ニューヨーク生まれ。専門は哲学・キリスト教思想。関西学院大学神学部准教授。東京大学21世紀COE研究員、南山大学人文学部准教授を経て、現職。編著書に『ディスポジション──哲学、倫理、生態心理学からアート、建築まで、領域横断的に世界を捉える方法の創出に向けて』(現代企画室、2008)、2017年にThe New School for Social Researchの心理学研究室に留学し、以降Moral Foundation Theoryに基づく質問紙調査を日米で行いながら、宗教などの文化的背景とマインドセットとの関係について、道徳的判断やリスク志向に注目し研究している。 ‍ Twitter @tami_yanagisawa 被害者であることを正確に捉えることは難しい。誰もが様々な関係性のなかで被害者にも加害者にもなりうるし、ましてや今日のようにコロナ禍という状況下では、誰もがこの状

                                                                                    被害者意識が支配する:比較文学者エイドリアン・ドーブによるテックの哲学批判 | elabo