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鷲宮町の検索結果1 - 7 件 / 7件

  • 『アニメで知る中国』京アニ爆発火災―焼かれたのは“日本アニメの過去と未来”〜葛仰騫著

    邪悪は道理もなく舞い降りた。7月18日、一人の暴徒が日本京都府にある「京都アニメーション」の第一スタジオを爆破放火した。 建物に居た73名のスタッフのうち6名だけが火災を逃れ、その他の方はみな被害に遭った。現在34名が死亡(7月20日まで)、30余名が重軽傷を負ったという(犯人も含む)。 「アニメ会社放火事件」は80年代以来死亡者が最も多いテロ事件となり、全世界でニュースとなって駆け巡り、一般人でさえこの少し奇妙な名前のアニメ制作会社を知ることとなった。アニメ業界を知る者にとって、京アニを知る人にとって、この災難が想像を絶する物であり、未来に対して悪影響しか与えないという考えに至るだろう。 私は今回の事件の詳細について追及したくない。私はこの場を借りて、皆さんに京アニが日本のアニメの過去と未来を背負った会社であることを伝えたいと思っている。我々が失ったのは、京都アニメーションが描き下ろした

      『アニメで知る中国』京アニ爆発火災―焼かれたのは“日本アニメの過去と未来”〜葛仰騫著
    • 悼む

      15年来の友人が亡くなった。 初めて知り合ったのはTwitter上だった。同じらき☆すた好き同士で相互フォローになった我々は、時々タイムライン上で絡むようになった。 お互いにTwitter廃人だったし、当時のTwitterは今よりも活発(体感)で、息をするようにツイートしていたからほとんど毎日雑談してたようなものだった。 リアルで初めて会ったのもらき☆すたのオフイベントで、鷲宮町卒業式とかいう本来らき☆すたのオフイベントでもなんでもないんだけれど、配布される記念コインの絵柄はらき☆すたのキャラだったし当日はグッズも販売されるし、挙げ句ケロロ軍曹まで来るときたもんで(マジでなんで?)、当時の周囲のらき☆すた関係フォロワーはほとんどみんなこのイベントに参加していたんじゃないかと思う。 そんなこんなで当時18歳の自分と、当時29歳の彼は初めて対面した。若かった自分は彼のことをこの頃からすでにおじ

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      • 「かんなぎ」の聖地(宮城県宮城郡七ヶ浜町)の当時の2chスレッドに、「アニメで町おこしするには何が大切か」の極意が書かれていた……かもしれない

        じんげん(本垢) @Shing_keng アニメの聖地巡礼がTwitterの話題に上がる度に思い出す、「らき☆すた」の聖地である埼玉県北葛飾郡鷲宮町(現:久喜市)の職員が言ったとされる言葉。多分ガルパンの大洗も知ってか知らずかこれを真似たんだろうな。 pic.twitter.com/t92zpNCytj 2022-08-03 19:55:52

          「かんなぎ」の聖地(宮城県宮城郡七ヶ浜町)の当時の2chスレッドに、「アニメで町おこしするには何が大切か」の極意が書かれていた……かもしれない
        • 『らき☆すた』のラジオ番組『らっきー☆ちゃんねる』がまさかの令和に復活。小神あきら(今野宏美)と白石みのる(白石稔)が出演予定

          『らき☆すた』のラジオ番組『らっきー☆ちゃんねる』がまさかの令和に復活。小神あきら(今野宏美)と白石みのる(白石稔)が出演予定 『らき☆すた』初のフィルムコンサート「らき☆すた」オーケストラコンサート ~20 周年だよ、全員再集合!~」が原作20周年を記念して開催されることが発表された。2024年2月4日(日)に久喜総合文化会館大ホールにて実施される予定で、チケットぴあにてチケットの販売もスタートしている。 あわせてアニメ版のオープニング「もってけ!セーラーふく」のノンクレジットオープニング映像も期間限定で公開された。 『らき☆すた』は美水かがみ氏が連載を続けた女子高生4人組の日常を題材とした4コママンガ。2007年4月から全24話が京都アニメーション制作によって放送され、とくにニコニコ動画などでさまざまなネットミームと化して巨大な一大コンテンツへと成長していった。舞台となった 旧鷲宮町の

            『らき☆すた』のラジオ番組『らっきー☆ちゃんねる』がまさかの令和に復活。小神あきら(今野宏美)と白石みのる(白石稔)が出演予定
          • 「本物の聖地」化した京アニの舞台…放火事件から1ヵ月後の今を見る(岡本 健) @gendai_biz

            私と京アニとの結びつき 令和元年7月18日——。京都府宇治市にある京都アニメーションが放火されるという事件が起こってしまった。新しい時代「令和」が始まった祝賀ムードが少し落ち着きを見せ始めたかという矢先の大事件に、筆者にも翌日から新聞やテレビ、雑誌の取材依頼が寄せられた。 正直に言って、当初は取材を受けるのを躊躇した。事件の全容がわからない状態で、推測で物を言うことは避けたかったし、何より自分自身が混乱していたからだ。 筆者は2008年3月ごろから、「アニメ聖地巡礼」について研究してきた。2012年3月には、アニメ聖地巡礼について研究してきたことを博士論文としてまとめ、観光学の博士号を得て大学教員になった。博士論文を書籍化した『アニメ聖地巡礼の観光社会学』(法律文化社)の「あとがき」も、実は京都アニメーション近くのマクドナルドで書いた。本書は、令和元年7月7日に観光学術学会「学会賞」の著作

              「本物の聖地」化した京アニの舞台…放火事件から1ヵ月後の今を見る(岡本 健) @gendai_biz
            • アニメの舞台を巡る「聖地巡礼」の今(前編) 新型コロナ禍で新たな仕掛け

              宗教において聖地に赴くという重要な意味を持つ「聖地巡礼」。それが転じて日本では、映画やドラマ、アニメなどのファンがロケ地や舞台となった場所を実際に訪れることを指す言葉として使われ、地方活性化のキーワードにもなっている。特に、アニメファンによる聖地巡礼は国内だけでなく海外からも人気が高く、新型コロナ禍以前にはインバウンド需要の拡大にも貢献していた。新たな価値観から生まれた日本における聖地巡礼という文化は、どのような経緯で根付いてきたのか。そして、新型コロナ禍の今、どんな取り組みが行われているのか。現地ルポも交え、2回にわたってお届けする。 メジャーになったきっかけは「新語・流行語大賞」 アニメの聖地として以前から知られていたのは、神奈川県鎌倉市内にある江ノ島電鉄(江ノ電)の踏切だ。人気漫画をアニメ化した作品『スラムダンク』(放映:1993年10月~1996年3月)に登場し、多くのファンが集ま

                アニメの舞台を巡る「聖地巡礼」の今(前編) 新型コロナ禍で新たな仕掛け
              • 【裳華房】松浦晋也の“読書ノート”(41)

                第41回 優れた表現を襲う病んだ心 三島由紀夫 著『金閣寺』(新潮文庫) いったい何を言えば良いのか分からない──。 2019年7月18日、京都市伏見区にあるアニメーションスタジオ、京都アニメーションに暴漢が侵入し、大量のガソリンを撒いて放火。死者34名、負傷者34名という大惨事が発生した。 京都アニメーション、通称京アニは、21世紀に入ってから次々に秀作アニメーションを発表し、世界的にも高い評価を受ける、日本のアニメ制作における有力拠点であった。 私が最初に京アニ作品を知ったのは、同社初の元請け(同社が主体となって制作する)作品『フルメタル・パニック? ふもっふ』(2003年)だった。「ふもっふ」という妙な修飾で分かるように、この作品には『フルメタルパニック!』という元となったアニメ作品がある。同名の賀東招二・原作のライトノベル(富士見ファンタジア文庫)を、京アニとは別の会社がアニメ化し

                  【裳華房】松浦晋也の“読書ノート”(41)
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