6月2日、さっきまでギャラクシー賞贈賞式を見に行っていて、そのまま帰ろうかと思ったが、わざわざ社に戻ってこのブログを書くことにした。ギャラクシー賞は、この1年ほどですぐれた番組やCMとされたものを選んで表彰しようというものだ。で、今年の受賞内容がなかなか感動的だったのでぜひ知らせたいと思った。 日本テレビのNNNドキュメント「南京事件 兵士たちの遺言」がテレビ部門で優秀賞に選ばれたというのもすごい。テレビ界が萎縮にひた走っている現状で、敢えて南京事件という虎の尾を踏みかねないテーマに真っ向から挑んだのは、私も古くからの知り合いである日本テレビの清水潔さんだが、受賞後のスピーチが拍手ものだった。 「忖度の“そ”の字もないような番組を作ってみたいと思いました」 いや、その話もすごいが、感動的だったというのは、テレビ部門の大賞というグランプリを与えられたのが報道ステーションの「特集 独ワイマール