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2019年9月25日のブックマーク (1件)

  • オープンデータがもつ「データ開放」の意味を再考する:自由な利用と再利用の担保に向けて

    G8オープンデータ憲章以降,オープンデータという言葉が広く流通するようになり,主に行政や研究の分野においてすでに定着したようにもみえる。しかし,オープンデータという言葉自体には厳密な定義が存在しないため,それらがもたらす恩恵や,何によって恩恵がもたらされるのか,その可能性を担保するために必要なこと等,オープン化のソフト面について,興味はもちつつも具体的なイメージを描きにくい方が多いのではないだろうか。今後さらにさまざまなデータのオープン化を推進していくにあたり,具体事例の提示や現状の課題を広く共有することは重要である。稿は,筆者がこれまで実施してきたオープンデータの再利用にかかわる研究の紹介を通し,オープンデータがもたらす恩恵の具体例を提示するとともに,その恩恵は何によってもたらされうるのかについて議論したい。

    kinohiko
    kinohiko 2019/09/25
    自身の研究において研究データの再利用・再配布を行った筆者の事例紹介。分野を超えてデータを利用した経験から、公開時にはたとえば利用目的等の制限が供給者によって課されないことが大事だとの主張。