「リビングを見回すと、薄型テレビは最高の場所に置かれている。それと同じようにいい場所に設置されているのが固定電話機だ。それにもかかわらず、あまり使われていないのが現状」と、シャープのパーソナルソリューション事業推進本部パーソナルソリューション事業部国内営業部・樋口斉部長は語る。 リビングに設置してある電話機を、電話がかかってきた時だけに利用するのではなく、もっと存在感を持った使い方をしようというのがシャープの提案だ。 シャープのインテリアホンは、親機にタッチパネル機能を採用した7型カラー液晶を搭載。電話として使用しないときには、デジタルフォトフレームとしても使える固定電話機だ。 電話の待機時には写真データを保存したメモリーカードを差し込むだけでデジタルフォトフレームとして写真をスライド表示できる。固定電話が部屋のインテリアとして利用できるわけだ。必要なボタンは、すべて液晶画面に表示する。そ