12個の点が、全部同時に認識できない――そんな錯視画像がTwitterなどで注目を集めています。罫線が縦・横・ななめに規則正しく引かれており、等間隔で交差点に黒い点が配置。全部を視野に入れようとすると、確かにどれかが消えて見えます。不思議! 視点を引くなど工夫しても、いずれかの点が消えて見える。画像をクリックして拡大表示すると、より錯視の効果が強く感じられる(画像提供:北岡明佳教授) 立命館大学の北岡明佳教授が、海外の論文をもとに分かりやすい形で作成し、自身のサイトで公開したもの。論文の発表者の名から「ニニオ型」と名付けられています。 元となった海外の論文の画像の1つ。こちらも白い点が消えて見える(論文「Variations on the Hermann grid: an extinction illusion」より引用) 北岡教授がページを公開したのは、2010年1月からと少し前のこと。