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新宿K’s Cinemaで長谷川三郎監督のドキュメンタリー映画『ニッポンの嘘』を観た。 なんと今年で齢90になる現役の報道写真家・福島菊次郎を描いたものだ。 この福島さん、おそるべき人である。 戦時中に徴兵され、あと一歩で特攻隊員になるところを終戦。 その後、天皇や国家の戦争責任を問い、広島の極貧の被爆者、全共闘運動、成田空港建設の三里塚闘争、公害問題、原発問題など、戦後日本の恥部をひたすら撮り続けてきた。 全共闘や三里塚では完全に学生や地元民の中に入り込んで共闘しているし、自衛隊の取材では本来撮影禁止である部署まで隠し撮りして防衛庁に激怒され、その後家を放火された。 ジャーナリスト志望の学生たちには「国が違法なことをやっているのだから、僕たちも違法な手段で取材していい」と明言。 「国の世話にはならん」と、年金を払わず生活保護も受けず、今も一人暮らし(犬が一緒だが) 生活費にも事欠く有様な
短編小説の集い第22回、久しぶりに参加させていただきました。ほかの方の作品のここが「ああ好き!」というところをご紹介します。 作品一覧はこちらから http://novelcluster.hatenablog.jp/entry/2016/07/24/161125novelcluster.hatenablog.jp http://ronpoku.hatenablog.jp/entry/2016/07/14/141741ronpoku.hatenablog.jp 芋男爵さんの今作は、前回の「春一番の彼女」にも感じたことですが、小説というよりはフランスかどこかの詩のようで、読んでいてすごく心地がいいんです。若い男女が海にくる。男は女のささいなしぐさひとつひとつに、彼女への愛を確認する。 じりじりに灼けるような日射しというよりは、さわやかな潮風のなかで祝福されているような、そんなふたりを切り取った
竹島問題と尖閣問題が勃発して以来、毎日が憂鬱でならない。特に尖閣は、もういつ軍事衝突になってもおかしくない。 例えば、中国でたまたま日本人が酔っ払ったチンピラにからまれて殺されてしまったり、あるいは尖閣に突っ込んできた中国漁師の一人が海上保安庁の船に追われたとき誤って海に転落死してしまったりしたら、それだけで被害者側の国の世論は激高するだろう。世論が燃え上がると、政治家は後ろに引けなくなる。 軍事衝突になれば、人的・経済的な被害は莫大になり、どちらも大損する。そして他の国が喜ぶ。 世界中でこれまでさんざん起きてきて現在も起きている戦争の超・古典的なパターンに、どうして21世紀の日本がハマッているのだろう。 いったん軍事衝突が起きれば、その後もひじょうに危険だ。 私は今、ソマリアの取材をずっと続けているが、戦争が悪化している場所は「それまで戦争をしたことがなかった地域」だ。そういう地域の人た
英BBCが「21世紀の最も偉大な映画 TOP100」を発表。世界各国から選ばれた映画評論家177人が調査に参加。日本映画もランクイン 100. Toni Erdmann (Maren Ade, 2016) 100. Requiem for a Dream (Darren Aronofsky, 2000) レクイエム・フォー・ドリーム 100. Carlos (Olivier Assayas, 2010) カルロス 99. The Gleaners and I (Agnès Varda, 2000) 落穂拾い 98. Ten (Abbas Kiarostami, 2002) 10話 97. White Material (Claire Denis, 2009) ホワイト・マテリアル 96. Finding Nemo (Andrew Stanton, 2003) ファインディング・ニモ 95.
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