健康保険は、すべての人の加入が義務付けられている。また、その他に40歳以上の人が加入する介護保険制度がある。介護保険は、健康保険に加入すれば自動的に手続きされ、一緒に払い込みをすることになる。 失業したとき、健康保険の選択肢は (1) 国民健康保険に加入する、(2) それまで加入していた政府管掌健康保険や組合管掌健康保険の任意継続被保険者制度を利用する、(3) 配偶者または親の被扶養者になる、の 3 つ。 ただし (3) の被扶養者になる場合、年間の収入見込みは 130万円未満でなければならないので、雇用保険の失業給付を受けるような場合には適用されないこともある。被扶養者にならない場合は、(1) と (2) のどちらかを選ぶことになる。 医療費の一部負担金は3割と、国民健康保険も任意継続も変わらない。最も大きな違いは月々の保険料額だ。国民健康保険は各市区町村によって運営され、住んでいる