はじめに まずはじめに、今日の話の前提としてお伝えしておきたいんですが、僕は「出版が社会から不要と宣告されて潰れてしまったら、それはそれでしょうがない」と思っています。消えるものはどう抵抗しようが消えるだろうし、逆にいえば必要な限りは存続できると思うんですね。 実際、出版に関連する仕事の中でも、写植屋という商売は僕らが潰してしまってます。ポット出版も、かつては写植屋に毎月20万円分くらい仕事を発注していましたが、1992~93年頃を境に、ぴたりと一銭も払わなくなりました。写植屋に頼むとB4版程度の印画紙一枚あたり1万円くらいかかるところを、自分でパソコンを買ってデータを作り、それを通信で送れば、1000円とか2000円とかでできちゃうんだもの。このほうがぜんぜん安く済む、そう思ってみんなが乗り換えた結果、写植屋はバタバタ潰れていきました。 そうやって僕ら自身も関連業種を潰していったわけだか
すべての出版物のデジタル化を目指して、出版デジタル機構の設立準備連絡会が発足しました。 出版界の大手から中小零細まで、すべての出版社に呼びかけて、電子書籍提供をしようというものです。 版元ドットコムの組合員社の内7社、ポット出版、語研、スタイルノート、青弓社、第三書館、太郎次郎社エディタス、トランスビュー、も参加しました。 ※以下プレスリリースをクリック拡大してご参照下さい。 ─(以下テキスト)───────────────────────────── 報道各位 プレスリリース 出版デジタル機構(仮称)設立のお知らせ ——すべての出版物のデジタル化を目指して—— 平成23年9月15日 「出版デジタル機構(仮称)」設立準備連絡会 このたび、インプレスホールディングス・勁草書房・講談社・光文社・集英社・小学館・新潮社・筑摩書房・東京大学出版会・東京電機大学出版局・版元ドットコム(代表:ポット出
昔々、図書館という建物があった。将来、自分の子供にそんな話をするようになるかもしれない。そして、次のように説明するだろう。市や町の住民はそこを訪れて、書籍を借りることができたのだ、しかも無料で!と。 もちろん、図書館が今すぐ歴史のかなたへ消えていくという可能性は低い。ただし、電子書籍の利用に関する年間のサブスクリプション(定期購読)プランの提供を協議しているというAmazonの話を聞くと、それが現実になってもおかしくない気がする。この計画については、The Wall Street Journal(WSJ)が米国時間9月11日に報じた。 米CNETの姉妹サイトである米ZDNetのLarry Dignan記者はAmazonのデジタル図書館について、徐々に広がりをみせているサブスクリプションプラン「Amazon Prime」の一環として提供されると予測している。 筆者が見るかぎり、Amazonに
WebClip - ウェブ制作、UXD/IA、アクセシビリティ 羽山 祥樹 HCD-Net認定 人間中心設計専門家。使いやすいウェブサイトを作る専門家。担当したウェブサイトが、雑誌のユーザビリティランキングで国内トップクラスの評価を受ける。専門はユーザーエクスペリエンス、情報アーキテクチャ、アクセシビリティ。CNET Japanブロガー。ライター。NOREN。2016年よりIBM Watsonをはじめ人工知能に携わる。IBM Champion。 リモートワークでも社員を絶対に幸せにしたい。 - 「チームコミュニケーションの教科書」書評 ご恵贈いただきました。ありがとうございます。 テレワーク環境でも成果を出す チームコミュニケーションの教科書 [著] 池田 朋弘 https://www.amazon.co.jp/dp/B08P5GYKQ5/ 2015年、つまりコロナになる5... デザイン
欧州のデジタル文化遺産を提供するポータルサイト“Euroepana”が、利用者からのフィードバックを参考に、より視覚的に、インタラクティブに、そして利用しやすいようにデザインが一新されたようです。2011年10月11日付のEuropeana Blogの記事によると、主な変更点として、ナビゲーションリンク“Explore”や注目のコンテンツを表示する“Featured item”を設置することでバーチャル展示やコンテンツ等を見つけやすくしたこと、翻訳機能を追加したこと、EuropeanaからWikipediaやAmazon等の外部サイトへ遷移できるようになったこと、EuropeanaのブログやFacebook等を通じて他のユーザとの交流もできるようになったこと等が挙げられています。 Europeana http://www.europeana.eu/portal/ Redesigned E
Facebookの開発者向けカンファレンスf8が開幕しました。すでに「Timeline」など新機能の速報が上がっています。Timelineも見た目華やかで非常に良い機能ですが、同時に発表された新しい「Open Graph」も非常に素晴らしい概念です。今回はこれまでのOpen Graphと新しいOpen Graphを図式化しとそこから何が変わっていくのか、予想してみます。 何ができるようになるのか? 以下の図は今までのOpen Graphと新しいOpen Graphを簡単に図式化したものです。Open Graphは、Open Graph Protocol(OGP)という規格として体系化され、様々なWebサイトに実装されています。Webページを1つの「モノ」として捉え、Facebook上で「人」と結びつける役割を持っていました。この「人」と「モノ」の間を結ぶのが、「いいね!」であり、そのためい
手足が不自由なため車椅子で生活されているAさんにiPad2を実際に使ってもらい、使えない事等ないかを教えてもらいました。 また、手がまったく使えないかたがiPad2を使うにはどうすればいいかを考え検証してみました。 AさんとiPad まずはAさんの話から、Aさんは20代とお若くiPadは友達のを使った事があるとの事でした。どういう使い方をされているかというとスターバックスで友達が持っているiPadにiPad Camera Connection Kitを付けAさんが持ってきた旅行の写真データが入っているSDカードを差し込みiPadに写真を表示させて友達と写真を見ながら楽しい時間を過ごされ、次に食事に行く場所を決めるのに本を持って外出するのは大変なのでiPadでバリアフリーのお店を検索して友達と食事に行くそうです。 私のiPad2をAさんが実際に操作をしてみて Aさんは、左半身は半麻痺(左指で
■ 第2回アクセシビリティBAR『秋の文字サイズ変更ボタン祭り』に行ってきた 前回の『初夏のパンくず祭』に続き(ちゃんと続いたとは!)、今回は『文字サイズ変更ボタン』がテーマ。Webサイトの右上あたりにある「小中大」とか書いてあるボタンで、押すと文字サイズが変わるという、なんの役に立つのかよくわからんアレが題材である。 例によって飲み食いに忙しくしつつも、太田さんが力の入った(入りすぎた?)プレゼン資料を用意してきてくれたので、それをネタにして18人でしゃべりっぱなしの2.5時間。みなさん一家言あって面白い。 太田さんの事例調査によって、自治体や公共団体のサイトはともかく、企業サイトについている「文字サイズ変更ボタン」は本当に飾りにすぎないことがわかってなかなか面白かった。やはりこういう「肴」があると盛り上がる(笑)。JISが決めている「最低200%まで拡大」という基準を満たせてないばかり
_ [Web制作][アクセシビリティ] 第2回アクセシビリティBAR 『秋の文字サイズ変更ボタン祭り』に行ってきた 第2回「アクセシビリティBAR」秋の文字サイズ変更ボタン祭りなるものが開催されるという話題を見かけて、参加してきた。 ATND で自分より前に参加表明されている方々が結構コアな面子で「俺なんかが行っていいんだろうか」というところもあったのだけど、この話題については自分も以前「いらないよね」というネタを書いている以上、参加すべきだろうと。 全体の流れとしては、太田さんが作成された資料…企業サイトを適当に見繕って文字サイズ変更ボタンの設置状況がどうだったかを見てネタにしていくのだけど、 どこに文字サイズ変更ボタンがあるのかぱっと見わからないサイトばかり中にはファーストビューにボタンがないサイトも「大」を押しても10%程度しか大きくならないサイトが多く、中には「大」でも100%以下
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