玩具メーカー国内最大手の一社タカラトミーは2016年1月10日、30日、31日の3日間、「おもちゃハッカソン」を開催した。プラレールやリカちゃんといった「タカラトミー定番商品の次世代化」や、IoT、ウェアラブルデバイスなどを取り込んだ「新しい定番商品」を募集するもので、採用されれば1年後を目標に製品化を目指す。ハッカソンには定員の倍以上の応募が集まり、限られた時間の中で意見をぶつけ合いながら製品化を目指す主催者側と参加者のやりとりも数多く見られた。果たして、どのような作品が選ばれたのか。3日間の様子を取材した。 ハッカソンの企画/運営を手掛けるJellyWareの崔熙元氏の司会の元、「おもちゃハッカソン」初日はアイデアソン形式の予選からスタート。抽選で選ばれた100名の参加者がそれぞれアイデアを発表した後、参加者同士で投票しあう。最終的には人気のあったアイデアを中心に16組のチームを組んだ
