HTTPは、 「Hyper Text Transfer Protocol」の略です。 今やインターネットの代名詞となったWWW(World Wide Web)上でWebサーバとクライアントが、 HTML(Hyper Text Markup Language = Webページを記述するための言語)で書かれた文書などの情報をやりとりする時に使われる通信手順(プロトコル)を意味します。 CERN(欧州原子核研究機構)に在籍していたティム・バーナーズ・リー氏によって、 1990年前後に開発されました。 基本的には普通のテキストデータを使い、 ブラウザなどのクライアントがWebサーバに対してget、putといったコマンドを送ると、 それに応じた結果がサーバから送られてきます。 送られてきた結果であるHTML、 JPEGといったデータをきれいに成形して見せるのは、 Webブラウザの仕事になっています。