スピードハイク・スタイルでの登山の魅力を共有するのにどうしたらよいのか…と考えて、著者がスピードハイクのスタイルで登った山の中で最も印象的だったものを紹介します。 甲斐駒ケ岳 (厳冬期・黒戸尾根・日帰り) [山行記録] - ヤマレコ ** 詳細な記録はヤマレコに上がっているものをご覧下さい。 甲斐駒ケ岳(中央高速・中央線からよく見える南アルプスの険しい山)の黒戸尾根は、登山口から山頂までの標高差が2,300mあり、厳冬期ではパーティーやコンディションによってはロープが必要とされる難所があり、山の総合力が求められるルートです。無雪期でも1泊2日が一般的で、雪のある時期は小屋泊まりまたはテント泊がほぼ必須となるこのルートを日帰りでやっつけることを決めて実行しました。 アイゼンやピッケル等といった装備が必要になる登山を「スピードハイク」にカテゴライズできるのかは分かりませんが、 著者の感覚ではこ