2011年9月21日、台風15号が関東に上陸したその日に、星海社新書は創刊、走りはじめました。「武器としての教養」を10代・20代のジセダイたちにくばることで、自らの力で未来を切り開こうとする前向きな人間がひとりでも増えることを信じて——。 そしてこの9月に、星海社新書はおかげさまで2周年を迎えることができました。現在、このレーベルには、36の〝武器〟がそろっています。 まだまだ弱小レーベルですが、若い人の価値観や働き方などが変化していく大きな時代のうねりのなかで、小さいながらも「台風の目」となりつつあることを、最近は実感するようになってきました。 先日のことです。都内にある大学の男子学生から『生協で星海社新書を買いあさっています。新しい一歩を踏み出そうという気持ちにもなれました。ありがとうございます!』といった感想をお手紙でいただきました。それを読んで、僕は思わずうるっとしてしまいました
