2024年8月からやや円高に進む傾向があるとはいえ、依然として続く円安の影響で、AWSをはじめとした海外クラウドサービスの利用コスト増が多くの企業の負担となっています。 クラウドコストの削減が喫緊の課題となる中、当社にもコスト削減に関するご相談が多く寄せられています。 本セミナーでは、具体的な相…
Amazon Cognito user pools now offer email as a multi-factor authentication (MFA) option Amazon Cognito has expanded multi-factor authentication (MFA) functionality to include email as an additional factor. You now have a choice of delivering one-time passwords (OTP) using email, in addition to the preexisting support for text messages (SMS) and time-based one-time passwords (TOTP). You can enable
Amazon Web Services ブログ リージョナル AWS STS エンドポイントの使用方法 本稿は、2024 年 2 月 26 日に AWS Security Blog で公開された “How to use Regional AWS STS endpoints” を翻訳したものです。 このブログ記事では、グローバル (レガシー) AWS Security Token Service (AWS STS) エンドポイントで、可用性が担保できない場合の回復力の向上に役立つ推奨事項を提供しています。グローバル (レガシー) AWS STS エンドポイント https://sts.amazonaws.com の可用性は高いですが、米国東部 (バージニア北部) という単一の AWS リージョンでホストされており、他のエンドポイントと同様に、他のリージョンのエンドポイントへの自動フェイルオー
Amazon Web Services(AWS)は、Webアプリケーションに追加することでAWSのオブジェクトストレージであるAmazon S3に簡単にアクセスできるUIコンポーネント「Storage Browser for S3」をオープンソースとして公開したことを発表しました。 Storage Browser for S3を使用することで、ユーザーに対してアクセスすることを許可されたAmazon S3のデータのみをWebブラウザ上に表示し、データの参照、ダウンロード、アップロードができるようになります。 また、リクエストを自動的に最適化し、高スループットのデータ転送を実現します。 Amplify UIのUIコンポーネントとして提供 Storage Browser for S3は、AWSを基盤としたWebアプリケーションの開発を簡単に実現するための一連のフレームワークである「AWS Am
AWS STS のサービスエンドポイントとしてグローバルエンドポイントとリージョナルエンドポイントがあります。デフォルトではグローバルエンドポイントが使用されますが、リージョナルエンドポイントの使用が推奨されています。一体それはどういうことなのか、整理してみます。 コンバンハ、千葉(幸)です。 AWS Security Token Service (STS) は、一時的な認証情報を提供するサービスです。 AWS STS に対して一時的な認証情報払い出しのリクエストを行う際、リクエスト先となる AWS サービスエンドポイントには以下の2種類があります。 グローバルエンドポイント リージョナルエンドポイント デフォルトでは前者のグローバルエンドポイントが使用されるものの、後者のリージョナルエンドポイントの利用を推奨する、という記述が各種ドキュメントにあります。 👇 デフォルトでは、AWS S
10年以上にわたりAWSのElastic Block Store(EBS)の開発に関わってきたマーク・オルソン氏が、EBSが共有ドライブに依存する単純なブロックストレージサービスから、毎日140兆回以上の操作を実行する大規模なネットワークストレージシステムへ発展するまでを振り返るブログ記事を投稿しました。 Continuous reinvention: A brief history of block storage at AWS | All Things Distributed https://www.allthingsdistributed.com/2024/08/continuous-reinvention-a-brief-history-of-block-storage-at-aws.html EC2がベータ版で使用可能になってから2年後の2008年にEBSはサービスを開始しました
はじめに AWSの豊富なサービス群を活用することで、高可用性かつ高スケール性を実現するシステムを構築することが可能です。 しかし、クラウドサービスの特性を最大限に活かすためには、適切なデザインパターンを理解し、実践することが重要です。そこで今回は、AWSを利用して「高可用性」かつ「高スケール性」を実現するための代表的なクラウドデザインパターンを紹介します。 1. EC2インスタンスを利用した動的コンテンツの配信 動的コンテンツとは? 動的コンテンツとは、ユーザーのリクエストに応じて生成されるコンテンツのことを指します。たとえば、ユーザーのログイン状況や入力内容に基づいて異なるページを表示するようなケースです。 AWSサービスの簡単な解説 Amazon EC2 (Elastic Compute Cloud): スケーラブルなコンピューティングリソースを提供するサービスです。必要に応じて、イン
CloudFormation 2024/08の更新(IaC ジェネレーターでのリソース検出とテンプレートレビューの機能強化)AWSCloudFormation AWS CloudFormation IaCジェネレーターの更新 IaCジェネレーターで下記2つの機能が強化されました。 スキャンされたリソースの概要 表示 テンプレート表示にAWS Application Composerを利用(参照のみ) AWSの更新情報 What's New with AWS? では2024/8/22付で公開されました。 CloudFormation simplifies resource discovery and template review in the IaC Generator (CloudFormation IaCジェネレーターで リソース検出とテンプレートレビューを簡素化) 辞書として使えるC
Continuous reinvention: A brief history of block storage at AWSAugust 22, 2024 • 4802 words Marc Olson has been part of the team shaping Elastic Block Store (EBS) for over a decade. In that time, he’s helped to drive the dramatic evolution of EBS from a simple block storage service relying on shared drives to a massive network storage system that delivers over 140 trillion daily operations. In thi
AWS CodeBuildがiOSやiPadOS、macOSアプリなどのビルドに対応。Apple M2プロセッサ/macOS 14マシンのビルド環境を自動プロビジョニング AWS CodeBuildはマネージドサービスでビルドとテストを提供 AWS CodeBuildはAWSがビルドサーバの環境構築や管理、アップデートなどの作業をしてくれる、コードのビルドとテストをマネージドサービスとして提供するサービスです。 GitHubやAWS CodeCommmit、Amazon S3などをソースとして、Java、Python、Node.js、Ruby、Go、Android、.NET Core for Linux、Dockerのビルドとテストが可能です。またビルドサーバの台数を自動的にスケールさせる機能によって、ビルドの待ち時間を効率的に削減できます。 Apple M2とmacOS 14 Sonom
Amazon ECS provides the ability to restart containers without requiring a task relaunch Amazon Elastic Container Services (Amazon ECS) now improves container resiliency by giving you the ability to define a flexible container restart policy for restarting individual containers locally, without requiring a full task relaunch. With local container restarts, Amazon ECS can recover your containers fro
はじめに こんにちは。かる(@caru)です! 大学生として勉強する傍ら、日々フロントエンドエンジニアを目指して活動しています。今回は、私がコミッターとして参加しているMagnitoというOSSプロジェクトについて紹介します。 皆さんは、AWSのCognitoというサービスを知っていますか? スマホアプリからWebアプリまで、多くのアプリケーションで認証・認可の機能は不可欠です。その中でも、Amazon Cognitoは多くの開発者に利用されている認証・認可サービスの一つです。この記事では、Cognitoを使う際の課題と、Magnitoがそれにどう対応するかを紹介します。 Amazon Cognitoとは Amazon Cognitoは、Amazon Web Serviceが提供するユーザー認証、認可、およびユーザー管理を簡単にするためのサービスです。これにより、アプリケーションにユーザー
前段 最近CodeCommitやCloud9の新規アカウント利用不可になったことでX上ではざわざわ...していました。 ・ 2024年7月27日時点におけるAWS CodeCommitとAmazon CloudSearchの新規利用に関して ・AWS Cloud9が突然、新規利用不可に? 代替策「SageMaker Studio コードエディタ」の利用手順 そこで、ここ直近一年(2023/4~)で終了(の予告があった)サービスをみて、今後の展開を考えてみようと思いました。 あわよくば、「このサービスもなくなるかもなー」と先見の明が少しでも生えれば焦らなくてすむな、という思いで書いています。 ※あくまで個人見解です ここ一年で終了(の予告があった)したサービス AWS OpsWorks(2024.1.31 終了) AWS OpsWorks Stacks サポート終了FAQs 登場背景 201
AWS Cloud9が突然、新規利用不可に? 代替策「SageMaker Studio コードエディタ」の利用手順AWScloud9ハンズオンSageMakerStudioBedrock開発入門 背景 2024年7月29日、日本時間20時ごろからAWS Cloud9の新規利用に制限がかかるようになりました。 新規作成したAWSアカウントや、これまでCloud9を利用していなかったAWSアカウントで、Cloud9コンソールにアクセスできなくなっている模様 AWS Organizations配下に作成した新規AWSアカウントも同様の状況 当初、本件に関するAWSからの公式アナウンスはなく、数日前から「Cloud9から類似環境への移行方法」を紹介する意味深なブログが投稿されていたのみでした。 そして7/31にようやく、AWSのチーフエバンジェリストJeffさんより以下のアナウンスが出ています。
いわさです。 みなさん、AWS End User Messaging というサービスを知っていますか? そう、アナウンスもなく昨日突然現れた AWS の新サービスです。えっ? 2024.07.30 追記 アップデートアナウンスもされました! Amazon Pinpoint の SMS / プッシュ通知送信部分のみ切り出したサービス というのは半分冗談です。 いや、実際に新しいサービスが出来ているので冗談とも言えないのですが。 どういうサービスか説明したいのですがその前に、みなさん Amazon Pinpoint をご存知でしょうか? 名前だけは一応聞いたことがあるという方がほとんどだと思いますが、主にマーケティング用途で利用されることの多いメッセージ送信サービスです。 マルチチャネルで E メールや SMS、プッシュ通知やカスタムメッセージなど様々なチャネルにメッセージを送信することが出来
注意事項 予想以上に本記事に対する反応があり、残念ながら誤った情報が流れているのを見かける様になったのでここに現状を注記しておきます。 2024年8月2日 16:00 (JST)時点の状況まとめ 3サービス共通 制限されるのはあくまでも特定条件を満たすアカウントでの新規利用のみであり 既存の利用者は一切影響を受けない また、サービス終了については一言も明記されていない[1] 当初は公式アナウンスが無かったが、2024年7月31日に各サービスの移行ブログの冒頭に新規受付停止の旨が追記された Jeff BarrがX(旧Twitter)でコメントを出している AWS CodeCommit AWS社員によるre:Postの投稿 (既に削除済み) によれば2024年6月6日より新規アカウントでのCodeCommitの利用を制限している 同re:Postによれば2024年7月25日以前にCodeCom
対象読者 様々なプロダクトへ AWS アカウントや環境を提供する SRE / CCoE チームを想定しています。 マルチAWSアカウント環境 SRE / CCoE は各プロダクトが安全かつ便利に AWS を利用できるよう、AWS アカウントの設定・払い出しや周辺コンポーネントの提供(踏み台・ID管理・ログ収集 etc...)を行います。 個別プロダクトの基盤設計や構築は行いません。 私の担当案件では 100 以上の AWS アカウントを提供しています。これでも多いとは言えず、例えば NTT ドコモでは 2,000 以上の AWS アカウントを管理[1]しているそうです。 セキュリティ対応方針 セキュリティグループの全開放や S3 バケットのパブリック公開など、AWS リソースの不適切な設定についての対応を考えます。 ゲート型 IAM ポリシーやサービスコントロールポリシー (SCP) で
実現したいこと 既存のAWSのバックエンドシステムにおいて、コスト削減のため開発環境とステージング環境のNATゲートウェイ(NAT Gateway)を夜間と休日の間は停止させるべく、NATゲートウェイを起動・停止させるLambdaを作成します。 待て、まだコードを書こうとするな 「NATゲートウェイ 自動 停止」とかで検索すると少ないながらもいくつか記事が出てきますが、理解せずにそれをまるまるコピペして実行させるだけではうまくいかないことが多いですし、望まないNAT削除をしてしまう可能性があります。 NATゲートウェイ、ルートテーブル、Elastic IPなどが自分の開発しているシステムではどのように設定されていて、どのリソースを操作すれば良いかをちゃんと理解する必要がありました。 こちらは開発していたシステムの構成図を、NATゲートウェイ周りだけを抽出して描いたものです。 手描きでごめん
公式の説明による大きな変化点は、 Graviton 2 → 3 の時は、性能25%UP で費用6%UP、Network/EBS 帯域幅が向上、 Graviton 3 → 4 では、性能30%UP で費用10%UP、最大スペックが3倍、 に加えて、細かいところでも色々少しずつ向上しているという感じです。 特にスペック3倍は、データベース用途におけるスケールアップが強力で、一時的な緊急負荷対策としても強いし、クラスタデータを3分割するくらいなら1クラスタで分割なしで貫けばいいじゃない、など安定と選択の幅が広がるのは間違いないでしょう。 ベンチマーク それでは、疑り深い外道父さんによる、いつもの Phoronix による検証です。 今回は R系 という点と、あまり古いのと混ぜると共通成功テスト数が減ってしまうことから、R6g, R7g, R8g での比較としています。C7i 以前なども知りたけれ
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