私は小学生の頃、B’zが大好きだった。 稲葉さんの顔が好きすぎて、毎日写真をランドセルに入れて持ち歩き、母の車の中ではB’zのCDをカセットにダビングしたものを繰り返し聞いていた。 中学生になりXの存在を知った私はHIDEに惚れビジュアル系バンドの耽美で退廃的な世界にのめりこむことになります。 当時まだデビュー前後だったLUNA SEAや黒夢の曲を聴き、中二病をこじらせていきました。 黒夢の初期の曲はタイトルも退廃的で「生きていた中絶児」などというショッキングなタイトルをつけてそれを売ってしまうアンモラルな所が中二病の症状を煽ります。 LUNA SEAは「今痛みを知り 倒れそうになる もう見えない 太陽さえ痛い」などという出だしのMECHANICAL DANCEという曲が大好きでした。 よくあるよね。 何か変だな?と思ってふと足を見たら血だらけで、それに気づいた瞬間すんごい痛くなってきて「