節穴から覗いた歴史の一齣 旧タイトル:タイに魅せられてロングステイ 前タイトル:29年ぶりに本帰国した浦島太郎の草双紙 バンコク➡湘南辻堂➡東京都多摩東部へ転居しました。 バンコクの韓国街で友人と焼き肉を食べている時、右隣の席からは韓国人客の声が、左隣の席からは、日本人男性客の声が聞こえて来ました。韓国語と日本語を同時並行で耳にすると、韓国語は全く理解できない僕ですが、二つの言葉は母音の強い同系統の言語のように聞こえます。両国の言葉を理解できない人は、随分と喧嘩早い、キツイ言葉だなと思うのではないでしょうか。 衝立越しに聞こえる声高の日本語を、喧嘩言葉としてではなく、興味ある話題として、しっかり聞き耳をそばだてている僕がいました。 男A 『 日本の仏教は大乗仏教だが、タイの仏教は小乗仏教 』 男B 『 何が違うの? 』 男A 『 大乗仏教は進歩的、小乗仏教は保守的 』 その昔に開催された世