総務省は13日、管理・運営する政府統計の総合窓口サイトがサイバー攻撃を受けたと発表した。 統計情報に加え、サイトを活用するために利用者が登録していた住所や氏名など個人情報約2万3000人分が流出した恐れがあるという。同省は「個人情報を管理していたサーバーは攻撃されていない」とみているが、サイバー攻撃への対策を講じる一方、被害状況も調べる。 攻撃を受けたのは、地図と国勢調査の人口データを組み合わせ地域の分析などができるサイト。11日の定期チェックで判明し、同日正午に利用を停止した。総務省は攻撃を受けた理由について、システムを開発するためのプログラムに脆弱(ぜいじゃく)性があったとみている。