カメキチの目 和 気 兆 豊 年 ーわき ほうねんを きざすー 新年、おめでとうございます。 本来は、昔の中国の易学でいう「陰」と「陽」のバランスがとれた状態が「和」。 「陰」と「陽」のバランスがとれる予感・予測(「兆」)があれば、そういう年は豊年万作になる、という意味らしい。 「陰」と「陽」というと、感覚的には‐と+、裏と表、ネガティブとポジティブ…というふうになりやすいけれど、ここでは天地自然の気候を指し、豊かな実りには雨の日も晴れの日も必要ということ。 (でも、そういう自然界の現象は人の世、社会にもいえそうですね) 「和」は、「平和」の「和」。 「なごやか」の「和」やか。 ニッポン国、「和(倭)国」の「和」。 ついでに、「和して同せず」の「和」。 めでたい正月なのにトランプのことは書きたくないけれど、ことしの6月、国連気候変動枠組条約(UNFCC)はアメリカを代表した彼がパリ協定から