漫画「幽麗塔/幽霊塔/ゆうれいとう」は、不気味な時計塔をめぐるミステリーサスペンスです。冒頭のシーンはかなりショッキングな展開でその世界観に一気に引き込まれます。一度、読み出したら絶対にハマる本格派のサスペンス要素も必見です。 この記事では登場人物やあらすじ、ネタバレを含む感想をお届けします! さてー! 年末年始に読んだ怖い漫画!第2弾です。 先日、紹介した『ししゅうごく』とは、だいぶテイストの違う作品になっています。 冒頭のシーンで「かなりヘビーなホラー漫画だ」と思って読み始めたんですが、読み進めるうちに本格的なミステリーの深みや重厚感がでてきます。 内容としては、時代背景も含めて古典的な探偵ものを連想させる本格的なミステリーサスペンスといった感じの作品です。 タイトルの『幽"麗"塔』も、アリス・マリエル・ウィリアムソンの小説『灰色の女』に基づいて書かれた黒岩涙香の『幽"霊"塔』と無関係