エルサレム(CNN) イスラエル軍諜報(ちょうほう)部門の元トップが、パレスチナ自治区ガザ地区で数万人のパレスチナ人が死亡するのは「必要なことであり、将来世代のために求められている」と発言していたことが分かった。流出した音声記録によって確認された。 イスラエル国防軍(IDF)のアハロン・ハリバ少将は、イスラエルのチャンネル12が15日に公開した録音の中で、「(2023年)10月7日に起こったあらゆる出来事を踏まえ、当日の犠牲者1人につき50人のパレスチナ人が死ななければならない」「彼らが子どもであろうと、今は関係ない」と述べた。 その上で、「ガザ地区ですでに5万人が死亡しているという事実は必要なことであり、将来世代のために求められている」と明言した。 ハリバ氏の発言がいつのものかは不明だが、ガザ地区での死者数は今年3月に5万人を超えた。 「選択の余地はない。時折、代償を味わうためにナクバが
