本学では、多額の経費を支払い多くの電子ジャーナルを読むことができる環境を整えているが、購読費として支払う経費に加え、近年は、論文をオープンアクセスにするための費用(「オープンアクセス費」)を著者が出版社に支払い、誰もが無料で読むことができる電子ジャーナルもしくは論文として公開するケースが増加している。このことにより、従来からの購読費は上昇を続け、さらに、オープンアクセス費の増加により、総額として大学が研究活動のために係る費用が急増しているという課題が顕在化している。(詳細は、資料1「オ ープンアクセス費の定義」を参照) 本ワーキンググループでは、昨年度に引き続き、以下のとおり本学教員によるオープンアクセス費の支出やオープンアクセス費を巡る状況を調査した。
![Kyoto University Research Information Repository: 平成27年度学内オープンアクセス費支出状況調査報告書](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c6272cf6b91b08d00abc85bfa64c99db3e9181e4/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Frepository.kulib.kyoto-u.ac.jp%2Fdspace%2Fimage%2Fdegree.png)