国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)で演説するインドのナレンドラ・モディ首相。仏ルブルジェで(2015年11月30日撮影)。(c)AFP/ALAIN JOCARD 【12月1日 AFP】インドのナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相は11月30日、仏パリ(Paris)で開幕した国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)第21回締約国会議(COP21)で行った演説で、富裕諸国は発展途上世界に対し、化石燃料からの完全な脱却を強制するべきではないと述べた。 モディ首相は「われわれは依然として、従来型のエネルギーを必要としている。従来型エネルギーの使用停止を強要するのではなく、それを汚染の少ないクリーンなものにする必要がある」と述べた。同首相はこれまで、インド国内の急速な経済発展に必要な電力を供給するために、今後も石炭が必要となる状況が続くと主張してきた。 インドでは、