「春夏秋冬を自宅で一番美しい季節を楽しむ贅沢」まるでこの世の極楽? 東京ドームよりもちょい広い大豪邸へようこそ ~ツッコみたくなる源氏物語の残念な男女~ ■ここから新たなステージへ。源氏の新邸・六条院源氏は「広くて静かで、趣のある新しい邸を」と考え、約1年がかりで新たな邸を造営しました。もともと六条御息所邸だった部分を含む4町4面をまるまる自分の新邸の敷地にしたのです。 平安京の碁盤の目のような条坊制はそのまま単位として用いられており、最小の1マスが1町です。だいたい貴族の邸は1町(約120m四方)以上だったことを考えると、単純に4倍です。最近では”平安時代前期の貴族邸宅跡を発見”というニュースもありました(https://mainichi.jp/articles/20170804/k00/00m/040/086000c)。ここはどうやら大臣クラスの上級貴族の邸宅跡らしいとのことですが、こ