福島第1原発事故で放水活動を行って帰京した東京消防庁ハイパーレスキュー隊員らの活動報告会が21日、東京都渋谷区の消防学校で行われた。石原慎太郎知事は参加した115人を前に感極まり、何度も言葉を詰まらせながら感謝を述べた。 「みなさんの家族や奥さんにすまないと思う。ああ…、もう言葉にできません。本当にありがとうございました」。隊員からの活動報告を受けた石原知事は、涙を隠さず、深々と礼をした。 石原知事は、被曝(ひばく)覚悟の活動を「まさに命がけの国運を左右する戦い。生命を賭して頑張っていただいたおかげで、大惨事になる可能性が軽減された」と称賛。さらに、「このすさんだ日本で、人間の連帯はありがたい、日本人はまだまだすてたもんじゃないということを示してくれた。これをふまえて、これにすがって、この国を立て直さなければいかん」と声を震わせた。 活動報告会に参加した隊員の一人は「あの強気の知事が涙を流
前宮崎県知事の東国原英夫氏(53)は22日記者会見し、東京都知事選(4月10日投開票)への出馬を正式に表明する。東国原氏はこれまで「あらゆる可能性を排除しない」などと述べ、態度を明らかにしてこなかったが、24日の告示直前になっての発表となる。 都知事選には石原慎太郎氏(78)が4選を目指して出馬する他、▽共産党前参院議員の小池晃氏(50)▽居酒屋チェーン、ワタミ創業者の渡辺美樹氏(51)▽発明家のドクター・中松氏(82)らが立候補を予定している。 東国原氏は07年、官製談合事件による知事辞任を受けた出直し選挙に無所属で出馬し、「宮崎をどげんかせんといかん」と訴えて初当選。1期で引退して都知事や国会議員への転身を視野に準備を進めていた。【渡辺暖】
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