誰かに仕事をお願いするときに、「頑張ります」という返事をされるのは好きではない。頑張らないとできないのかと思うと、不安だからだ。できれば、頑張らずに涼しい顔で遂行してくれる人を探したい。 頑張るための余力は何かトラブルがあったときなど、いざという時にとっておいて欲しいのである。もし、依頼した「100 の仕事」に対して、110、120 の結果を出すために頑張ってくれるというのなら嬉しいが、それなら黙って頑張って欲しい。 「頑張ります」という言葉を使うとしたら、「100 の仕事は無理ですが、なるべく 100 に近づけるように頑張ります」といった文脈になるだろう。「95 までの完了は約束しますが、98 を目標に頑張ります」など、具体的な達成内容まで明確にできれば理想的だ。 ★ 「あいつはいつも頑張っている」という言葉は、「100以上」を目指して頑張っているのなら褒め言葉である(「仲間の仕事まで手