HUNTERの記者が行ったある事業に関する情報公開請求に対し、佐賀県武雄市(小松政市長)及び同市教育委員会が、開示決定までの期間を引き延ばしたあげく、虚偽の説明で一部の公文書を隠ぺいしようとしていた疑いが高まった。 武雄市側が情報隠しを行ったのは、樋渡啓祐前市長が強力に推進した教育改革事業に関する文書。当初、市側が「ない」と明言していた文書の存在が明らかとなったほか、記者が送付していた別の開示請求書を放置していたことも分かった。(写真は武雄市役所) 虚偽説明で情報隠し HUNTERの記者が、武雄市側に情報開示請求を行ったのは2月25日。同市が行っている事業について、実施までの過程や使用されている機材の選定過程、事業開始後の状況などを確認するための開示請求だった。 同月27日付けで請求を受理した武雄市側は、事業を所管する市教育員会が開示決定期間を延長。『3月武雄市議会の会期中で議会対応もあり