どんな人でも歳を重ねれば、若かった過去の顔には戻りません。今回は「外見」ではなく「内面」をアイデンティティーにしていく大切さについて、産婦人科女医で性科学者の宋 美玄(そん みひょん)先生にお話をお伺いしました。アラフォーになって「美人じゃなくてよかった」と語る彼女の考えとは。 ■美人じゃなくて良かった こんにちは。 アラフォー産婦人科女医、宋美玄です。 色んなメディアでたくさんの美しい人たちと一緒にしれっと出させていただいてきましたが、外見はずっとコンプレックスなのであります。単純に「女」という意味で「美人なんたら(女医とか)」と付けられるとものすごーく居心地が悪い。 ほんまに放っといてほしいです。 そんな私ですが、アラフォーになって、美人じゃなくて良かったと心底思うようになりました。 正確に言うと、外見の美しさが自分のアイデンティティーでなくて良かったということです。女性の美しさとは、