道徳の教科化に際して、教育勅語の意味をもう一度考えてみます。 教育勅語(きょういくちょくご)・・・・日本人にとってなにが「大切なこと」なのかを示された手本。人生の道しるべ。明治23年(1890年)に発布。 ◇[教育勅語 現代語訳]をまず見たい方はこちら ◆教育勅語は普遍的良心 発布された明治23年当時は、文明開化の風潮により洋学が重んじられ、我が国伝統の倫理道徳に関する教育が軽視される傾向にありました。その結果、「道徳」は空白化し、価値観の混乱が見られたのです。 このような実情を深く憂慮された、明治天皇は徳育の振興が最も大切であるとされ、人を幸福に導き、民主的な日本をつくるための普遍的な価値観(良心)を示されたのです。 伊藤哲夫著 「教育勅語の真実」 一読をお勧めします。 それが教育勅語であり、現代に生きる日本人にもその精神性が息づいているのは間違いありません。それは、東日本大震災の被災地