民主党政権はなぜ崩壊してしまったのか? エコノミスト・飯田泰之氏と評論家・荻上チキ氏が、民主党前衆議院議員の3名と鼎談を行なった。 参加してくださったのは、先の衆院選で残念ながら議席を失った池田元久氏、田中美絵子氏、宮崎タケシ氏。週刊SPA!2/5・12合併号「週刊チキーーダ!」では紹介しきれなかった、“ほぼ全文”をここに掲載しよう。 ⇒Vol.1『選挙が終わると届く請求書の数々』 https://nikkan-spa.jp/382103 飯田:外から見ての印象ですが、鳩山内閣っていい意味でも悪い意味でも“非自民”と言って良いかなと。菅内閣も発足時点はいかにも、いいところも悪いところも民主党。しかし、東日本大震災の対応でゴタつき、その後の野田内閣になるに従い、悪い意味で民主党っぽく、悪い意味で自民党っぽくなっていった気がします。それが支持率の低迷に結びついたのではないかと。2009年の政権