ルート図 後北条家による甲武境の峠・山岳防衛の痕跡を探る、というテーマで景信山~小仏峠、更に小仏城山というルートを歩いてきました。 「そこにお城があるから」登るのではなく、当時の歴史的背景や地理的条件、地形などを考えて「何かしらあったのではないか?」と思われる地点にアタリをつけて向かう山歩き・・・何が出るか?! 3月5日(土)午前8時前、JR高尾駅に集合してバスで移動。 終点の「小仏」バス停で降りて、少し歩いた地点。 一年前には甲州道中(写真左)を辿って小仏峠へ直接向かいました(→記事)が、今回はここで甲州道中を逸れ、景信山への登山道に取りつきます。 登り始めてすぐ、明らかに人工的な削平地と切岸がありました。 切岸上段も削平されています。 ちょうど先ほどの甲州道中を見下ろすような位置です。 上段から覗くと、下段の削平地との間に横堀らしき痕跡もありました。 全くの手探り状態でスタートした今回