キャッシュレス決済の普及を後押しする大胆な一手を繰り出したのが、三井住友フィナンシャル(SMBC)グループだ。スマートフォンアプリと1枚のプラスチックカードだけで、銀行やクレジットカード、証券、保険などをユーザーがワンストップで利用できる個人向け総合金融サービス「Olive(オリーブ)」を、2023年3月1日から提供する。Oliveの狙いとその普及の見通しを追った。 23年2月3日午前、東京・
トヨタ自動車、ソニーグループに次ぐ国内3位の時価総額を誇るキーエンス。営業利益率55%という強さの原動力が「直接営業」だ。迅速な対応で他社を圧倒し、ニーズを細かく聞き取って商品を開発。顧客のキーマンの異動情報まで共有し、組織を挙げて売り込みをかける。神出鬼没のキーエンス営業担当者の姿に迫る。「レーザーマーカーを購入されるご予定ですか」2021年冬、工作機械用部品を手掛けるエーワン精密の山梨工場
「三国志」や「信長の野望」などのゲームシリーズで知られるコーエーテクモホールディングスは、実は多額の手元資金を株式などで運用する機関投資家としての顔も併せもっている。襟川恵子会長は1200億円もの運用資金を一手に引き受けている。その投資経験や運用哲学を聞いた。――投資収益が業績を底上げしています。どのような運用を手掛けていますか。「日米・香港の株や仕組み債を中心に投資しています。注目しているのは米国で、GAFA各社は昔から保有しています。人工知能(AI)やIoT、クラウド、セキュリティーなど先端分野にも注力しています」「個人的に一番好きな銘柄はネットフリックスなのですが、これはどういうわけか乗り遅れました。買いのタイミングをつかめないうちに大きく上昇してしまい、悔しい思いをしています。今後はコロナ禍の終息を見据えて先端技術を駆使した旅行関連や、売られすぎた銘柄への投資も考えています」――全
大分県の広瀬勝貞知事は4日、早ければ2023年に大分空港と大分市内を結ぶホーバークラフト航路を開設すると発表した。高速道路経由で約1時間かかる距離を、海上を通ることで約25分で結ぶ。県は船舶購入費や港の関連整備を負担し、民間事業者に船を貸し付けて運航を委託する「上下分離方式」とする。4月以降、運航事業者を募集する。県は18年度から同空港のアクセス改善策を検討。海上交通に絞り、高速船が港湾整備を
閲覧した人のパソコン(PC)端末の処理能力を無断で使って暗号資産(仮想通貨)を採掘(マイニング)するプログラムをウェブサイトに設置したとして、ウェブデザイナーの諸井聖也被告(32)が不正指令電磁的記録保管罪に問われた事件の控訴審判決が7日、東京高裁であった。栃木力裁判長は被告を無罪とした一審・横浜地裁判決を破棄し、罰金10万円の有罪とした。 諸井被告は「とても残念です」と話し、弁護人は上告する方針を明らかにした。 判決で栃木裁判長は、他人のPC端末の処理能力を使って仮想通貨をマイニングするプログラム「Coinhive(コインハイブ)」について「PCの機能が提供されていることを知る機会や実行を拒絶する機会も保障されていない」として、意図に反するものと指摘。また「(閲覧者に)一定の不利益を与えるプログラムと言えるうえ、生じる不利益に関する表示もされておらず、社会的に許容すべき点は見あたらない」
プログラミングの実力を測るのは難しい。対象者が書いたプログラムを人の目でチェックするには、時間も手間もかかり、評価者に高いプログラミングの能力が求められるからだ。かと言って一般的な試験問題では、プログラミングの知識を測ることはできても、プログラムを書く力を測るのは困難だ。この問題に真正面から挑戦しているのが、様々なプログラミングコンテストを運営しているAtCoder(アットコーダー、東京・新宿
特定のテーマの情報をサイト上にまとめる「キュレーションサイト」で、記事を削除する動きが相次いでいる。すでに問題となったディー・エヌ・エー(DeNA)だけでなく、リクルートホールディングスやサイバーエージェント、ヤフーも誤りや著作権侵害の疑いがある記事の公開を中止した。質よりも量を優先し、品質管理が不十分な記事が広がっていたことが明らかになってきた。キュレーションサイトは外部ライターや投稿による
御嶽山の噴火で、国内に110の活火山がある「火山大国」日本の危険性が改めて浮き彫りになった。防災体制の見直しが急務だが、就職先の少なさなどから火山研究を志す学生は減少し、今や研究者は40人程度しかおらず「火山防災体制の危機」と懸念されている。国は近く専門家会議を立ち上げ、若手の人材育成を急ぐ方針だ。「40人学級」。火山研究者不足の現状について、大学関係者の間では自嘲気味にこういわれている。内閣
東京電力柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働を巡る問題で、新潟県の泉田裕彦知事と東電の広瀬直己社長との5日の会談は物別れに終わった。泉田知事と広瀬社長の主なやり取りは以下の通り。泉田知事 「1年前、下河辺さんと広瀬さんに質問をしましたよね。『お金』と『安全』どちらが大切ですかと。広瀬さんはどう答えたか覚えていらっしゃいますか」広瀬社長 「はい。会長がメーンにお答えになったと思っています。『安全』を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く