(左から)原一男、庵野秀明、平野勝之監督 24日、駿河台のアテネフランセで開講中のnew「CINEMA塾」内で映画『監督失格』が上映され、平野勝之監督と本作プロデューサーの庵野秀明がゲストとして出席した。 自分をテーマとする「セルフドキュメンタリー」を手掛けた映像作家をゲストに招き、映画監督の原一男がトークを行う本講座。10回目を迎えたこの日は、庵野の実写初プロデュース作として2011年に公開された『監督失格』を上映。平野監督のかつての恋人だったAV女優・林由美香さんの遺体が発見された瞬間が生々しく映し出された本作について原も「今日は二人に聞きたいことがたくさんあります」と意気込む。 監督作『ゆきゆきて、神軍』などで取材対象に鋭く切り込んできた原だけに、平野にも「(遺体に)カメラを向けようとは思わなかったの?」「カメラのスイッチを入れるのに自己嫌悪は?」など、容赦ない質問が。庵野も「いきな