こんこん ^^
前回は常設展だったが、今回は特別展「埴輪の世界」を。 この博物館へ来た主目的は、この展示が見たかったから。 特別展は一部屋だが非常に見ごたえがあった。 入口脇にあった「埴輪編年図」 弥生時代終わり頃の壺形埴輪、円筒埴輪に始まり、古墳時代前期には鶏や家、きぬがさが、中期になって靫や船形が現れ、中期から後期にかけて人物埴輪、そして馬などの動物の形が出てくる。 最初の埴輪は岡山県周辺で現れる。 西江遺跡(岡山県新見市・弥生後期)で出土した特殊壺が載る特殊器台。この特殊器台が古墳時代に円筒埴輪へ発展していった。器台の高さは1mほど。 帯の部分には弧帯文(S字を横にした文様)の透かし孔がある。 (説明部分はキャプションから。以下も) こちらも弥生時代後期、岡山県(倉敷市、女男岩遺跡)出土だが、器台の上に住居がのる「台付家形土器」 こちらも弥生後期、楯築(たてつき)墳丘墓(岡山県倉敷市)から出土した人
6月20日から10月27日まで4か月以上にわたって開催される、塩田千春の個展へ行ってきました。 作品はエントランスの頭上空間にも。 作品タイトルは「どこへ向かって」 公式サイトによれば天井から吊られた舟は65艘。 https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/shiotachiharu/04/index.html そんなに多くあったとは。 入口のサインは縫って描かれた雰囲気。 ほとんどの作品は撮影可で、観客のほぼ全員がカメラ・スマホを構えていた印象でした。 以下、これから展覧会へ行く方にはネタバレになります。余計な先入観が付くかも知れないので飛ばして下さい。 中へ入り込んで包まれるような三次元作品は、その場に行かないと味わえない、写真だけでは伝わらないものだとは思いますが… ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 最初の大部屋は「不確かな旅」 舟が燃え上がっているよ
北山古墳の見学後は、丘を下りて温泉街の中にある資料館を訪ねた。 校倉造り風の堂々とした建物。 地元の温泉旅館・今井館の館主(考古学者)が父子二代で県内外から収集した埋蔵文化財などが旧藪塚本町に寄贈され、昭和53年(1978)に開館した資料館だった。 一階入り口で入館料100円を納めて中へ。 階段脇に街道橋古墳出土の陶棺が置かれている(手ブレが酷いですが…) 二階展示室へ。撮影は最近OKになったと伺った。 ガラスケースに埴輪が並ぶ。 太田市内出土の人物埴輪たちは、なかなか壮観。 左右両端の2体は成塚町の業平塚古墳出土と記されていた。左の少年は真ん中分けの現代風ヘアスタイル。 出土地はわからなかったが、朝顔埴輪型の甕棺も。 台に直接置かれるものもあった。左は薮塚町・榎八幡遺跡出土の馬形埴輪。 中央の鷹匠埴輪はとてもよくできたレプリカ。 実物は世良田の新田荘歴史資料館で展示されていて、5年前に拝
前回の吉屋信子記念館の前の道を200mほど西に行った突き当りに、鎌倉文学館の入口があった。 そこから門まで木立の中を進む。 門の先で観覧料(300~500円・展示による)を納めて敷地内へ。 その先には堂々としたトンネルがあった。 道を上がると建物の脇に出る。 とても大きな車寄せ。 その柱の模様。 車寄せの天井。 玄関。館内は撮影禁止だった。ここは文学館であり著作物が数多く展示されるため。 公式サイトによれば鎌倉文学館の建物・敷地は旧前田侯爵家別邸で、明治23年頃に15代当主の前田利嗣氏が土地を入手し和風建築を建てたことに始まるが明治43年に焼失、洋風で再建されるが関東大震災で倒壊、「長楽山荘」として建て直した建物を16代当主の前田利為氏が改築し、昭和11年に現在の洋館が完成したそうだ。 戦後はデンマーク公使や佐藤栄作が別荘として使用した時期もあり、三島由紀夫が小説「春の雪」での別荘のモデル
ベルジャンホワイトスタイルの「月のキレイな夜に」 2018年1月16日、今年最初の新作ビールが発売されました!2018年第一弾は、サッポロビールから発売された「月のキレイな夜に」を取り上げます。「月のキレイな夜に」は全国のファミリーマート・サークルK・サンクス限定ビールとなっています(※酒税法上、発泡酒の扱いになりますが、ビールとして進めていきますね)。 「月のキレイな夜に」はベルギーのホワイトビールを参考に醸造されたビールで、フルーティな香りとスパイシーな風味が特徴のビールです。有名どころだと「ヒューガルデン・ホワイト」というビールがベルジャンホワイト・スタイルのビールですね。ヒューガルデン・ホワイトを初めて飲んだとき、バナナのような風味にめちゃめちゃ驚いた記憶があります。 缶のラベルデザインは、商品名の通り大きなお月さまと電信柱に電線。せっかくのお月さまなのにどうしてわざわざ電信柱を・
「山に登る」と言えば、「登山て何が楽しいんですかね、わざわざ苦しい思いしてバカみたい」と言われることがよくあるし、ミュージカル関連の仕事をしていた時には「ミュージカルってダメだね。タモリさんも言ってたけど、突然歌い出す意味がわからない。バカみたい」と言うニセタモリが必ず現れた。 「正月は駅伝」と言えば「箱根駅伝があんなに盛り上がる意味がわからない。箱根までなんでわざわざ走るの?バカみたい」と言い出す人は一定数いる。 かつて私もそうだった。 箱根まで走ってどうすんの?なんでわざわざ山道走るの? 今だって、走っている学生を見ながらしみじみ思う。「バカみたいって言えば、バカみたいだよな…。こんなペースで、たった5人で東京から箱根まで5時間位で走っちゃうんだもんな」 相撲友達のまるちゃんが、鶴見中継所のすぐ近くに住んでいて「まめさん、今年は帰省しないから駅伝見がてら遊びに来て」と言ってくれたので、
年をとるとだんだんイベントごとに疎くなるのか、ハロウィンが盛り上がっていたのにも気づかなかったし、ボジョレーも知らぬ間に解禁となり、「今年のボジョレーは濃くて旨いよ」と言われ、買おうかなと思ったときには見当たらず。 おかげでクリスマスも「なんか今年はあまり世の中盛り上がってないわね、全然クリスマス感ないわー」なんて思っていた。 盛り上がっていないのはきっと私だけだったんだろう。 23日はしこたま大掃除をした。手ががさがさになるほど必死に。「海が見たい・・・」なんてアンニュイに呟いてしまうほど懸命に。 そんな訳で24日は真鶴へ。 ここ数週間ばかりどうも真鶴が気になっていた。子供の頃、磯遊びで転んで怪我をして「怪我からフジツボの卵が入って膝にフジツボが生えたらどうしよう」と数日怯えて過ごして以来、二度と訪れることのなかったあの地が、今なぜこんなにも気にかかるのか。 いや、でも真鶴、それなりに遠
江之浦測候所は先月(2017/10/9)に開館した、杉本博司の手による”アート・サイト” 構想10年・築造10年という時間がかかったそうだが、作品としての写真展示のほかに、由緒ある古い石材や、地形を活かした建造物や庭、そして遠く見通せる眺めも鑑賞対象となっており、まさに悠久の時間を“測候”する「生きている遺跡」のように感じた。 公式サイトに作家自身による解説やインタビューが掲載されているが、「測候所」という命名は、古代から行われてきたであろう「天空のうちにある自身の場を確認する作業」になぞらえれらている。 http://www.odawara-af.com/ja/enoura/ 場所は東海道線の真鶴の一つ手前の根府川駅から徒歩だと30分上ったところ。 チケット購入の際に、駅からのバス利用か施設の駐車場利用(どちらも無料)を選択する。自分は駐車場で予約し、後でバスに変更しようとしたが満杯で(
こちらも東京文化財ウィーク2017の東京都選定歴史的建造物の公開企画の一環。 都心と言ってもいいようなエリアに、こんな見事な赤煉瓦建物があったとは知らなかった。 大正10年(1921年)竣工、設計はウィリアム・メレル・ヴォーリズ。 日曜日には礼拝が行われる講堂(右)とセミナールーム(左)があり、一般も有料で利用できる。 中央の塔屋(階段部屋)が建物を特徴づける。 早稲田大学と戸山公園の間の丘の上、穴八幡宮の裏手になる(早稲田大学の建物ではない) 早稲田奉仕園の前身となる、学生寮「友愛学舎」を創設したのはこちらのH.B.ベニンホフ博士(1874~1949) こちらが講堂の入口。 窓のアーチ下の白く塗られた半円は当初からのデザインだそうだ。 2階の窓周りの柱やタイルに控えめな装飾が施されている。 煉瓦の色にムラがあるのは、均一な出来のものだけを選ぶような金銭的余裕がなかったからだそうだが、 そ
姉さんらしからぬ可愛さ! 先日、近くの産直市で地元の果樹農家さんが出荷している姫りんごを見つけ、あまりに可愛さについ大人買いをしてしまいました。 実は、昨年も見かけたんですけどね、どうやって食べようか悩んでいるうちに買いそびれてしまったんです。 今年はね、もう後悔はしたくないっ…と見かけるや即ゲットしましたよ。まだ何を作るかは決めてなかったんですけど…。 見つめれば見つめるほど可愛いいので、食べるのがもったいないくらいなんですが、やっぱりこの可愛さを生かしたレシピしかないですよねぇ…。 と言うことで、キラキラ女子力高くって、お祭りなんかでもよく見かけるヤツ…そうです、今日はりんご飴のレシピなのら! ところで皆さん、姫りんごって可愛いんだけれど、味はイマイチなんだよなぁ…って思ってませんか?…実は、私もこの姫りんごを食べるまではそうでした。 だけど、美味しく無いだろうなぁ…と期待しないでかじ
前回のつづき。 現在、稲毛浅間神社前から海岸線までは2.7km。その間は住宅団地になっているが、海岸沿いは稲毛海浜公園となっていて、公園内には稲毛民間航空記念館がある。 9時~17時、月曜休館。入館無料。 稲毛海岸の干潟に、明治45年から大正6年まで日本初の民間飛行場が開設されていたことに由来する。 民間航空発祥の地 稲毛 明治36年(1903)、人類初の動力飛行にライト兄弟が成功すると、明治43年(1910)には、日本でも陸軍を主体とした組織が、輸入した飛行機で初飛行に成功します。すると翌年、民間人で飛行家の奈良原三次は新設された所沢の軍用飛行場で、自ら考案した奈良原式2号機で国産機の初飛行を果たしました。更にその翌年の明治45年(1912)5月、奈良原は千葉県稲毛海岸の干潟を利用して日本初の民間飛行場を開設します。 潮が引いた時の限られた使用でしたが、よく締まった平らで障害物も少ない干
梅雨をさわやかにする「梅雨のエキゾチック」! 2017年6月6日、キリンビールのクラフトビールシリーズ「グランドキリン」から新作「梅雨のエキゾチック」が登場しました!東京の梅雨入りは6月7日ということで、ほぼ梅雨入りと同時にリリースされることになった「梅雨のエキゾチック」。ラベルにはアジサイをイメージしたモザイク画が描かれています。 梅雨時にゆっくりと味わえるビール、というのがコンセプト。ホップはアメリカのブラボーホップを使用していて、フルーティかつスパイシーな風味を楽しめるビールのようですね。スタイルとしてはベルギービールを参考にして「ベルジャン-インスパイアード-スタイル」と謳っています。ストレートにベルジャンスタイルではないところがグランドキリンらしい、ひとひねり加えたスタイル。 ラベルの表側を見てみると原材料にコリアンダーシードを使用している、と書かれています。日本の酒税法上、ビー
イオン限定のクラフトビールが登場! 3月1日にイオングループ限定のクラフトビールがリリースされました。その名も「クラフトマンズビア 千都の夢〈ゴールデンエール〉」!京都ビール工場改め京都ブルワリーでの醸造ということで、ラベルには京都の街、名前も千年の都から取ったと思われる「千都」ということで、京都での醸造を全面に出したビールになっています。イオングループ限定ということで近所のイオンで購入。さすがスーパー価格、350ml缶を税込み199円で購入することができました。 「クラフトマンズビア」シリーズは去年も何本か出ていましたね。 daiki-photo.hatenablog.jp daiki-photo.hatenablog.jp ラベルの裏面にはビールの特徴が書かれています。やはり京都をイメージしたビールということをうたっていますね。ゴールデンエールということは華やかな香りということで、香り
炊飯器で作るから簡単! この時期になるとホマレ姉さん家では「中華おこわ」を必ずと言っていいほど作ります。なぜなら近所の友達がお餅を作って余ったもち米をくれるからなんです。 それとお歳暮でもらった焼き豚なんかも中途半端に残っているからね、使い切るのにちょうどいい料理なんです。 焼き豚なんて残ってないよ!…って方も、スーパーとかに行けば今なら必ずって言っていいほど安く手に入れることができると思います。 その他にも干し椎茸とかタケノコとか、今回は入れてないけど銀杏など…、年末年始で余ったものを利用しちゃいましょう。 本格的なおこわは蒸し器で蒸すので何となく敬遠しがちだけど、今回は炊飯器で作るので気軽にチャレンジできます。 味がイマイチなんじゃないの?…って思われるかもしれませんが、作ってみると家族から「もうないの…?」と聞かれるほど美味しいの。 あ、干し椎茸や干しエビを戻した汁は絶対に捨てないよ
前回のつづき。市谷の大日本印刷エリア内を徘徊中。 この周辺は クニャマップ に坂が多く記されていて前から気になっていた場所(中央やや上の2本の谷) 中根坂の南で東側に入る小道があった。道の左右は公園を造成中。 少し先に鼠坂があった。 かつては上り口の右側に標柱があったようだが今はない。 こちらの方のサイトによると、鼠の通り道のように細くて狭かったからとの由来があった。新宿区の坂(3)市ヶ谷駅周辺 「鼠坂」という坂は文京区や港区にもある。どちらも雰囲気のある坂だった。 服部坂 小日向神社 大日坂 鷺坂 今宮神社 八幡坂 鼠坂 東京都文京区小日向・音羽 - 墳丘からの眺め 狸穴坂 鼠坂 植木坂 麻布郵便局(旧逓信省本庁舎) 東京都港区東麻布・麻布狸穴町・麻布永坂町・麻布台 - 墳丘からの眺め 路面は修繕直後のようだったが石垣は古そう。 上って振り返ったところ。 坂の南側は建物の解体工事中。 大
前回のつづき。 「橋の資料館」でビデオを見て、いざ出発。 この日は見学者6名に対し、係りの方も6名付いて万全の体制。 歩道を一列になって橋脚部へ向かう。 途中、円形金具が埋められた場所は、かつて橋が開いたときに歩行者が待つ先頭を示すラインだった。奥に信号機が残り、その後ろに見えている通路上の建物が「運転室」。 勝鬨橋は川中左右2ヶ所に橋脚があり、それぞれに道を挟んで塔屋が乗る。 その間の道路下に、橋を跳ね上げる機構が隠れている。 (橋の資料館にある模型) 4つある塔屋のうち、橋の資料館に最も近いところ(築地市場側)が運転室。 運転室に入る前に、まず橋の中央部へ。 上部の枠は都電の架線用。開閉していたころは橋の上を都電が通っていた。 明かりは点くようになっているようだ。夜景も撮ってみたい。 中央の接続部分。 交通量が多く、このあたりは常に結構揺れていた。 河口側には「築地大橋」 橋は2014
このグラデーションの美しさ、これが「リアルハーフ」 ビールは単体で飲む楽しさに加えて「2種類のビールをブレンドして飲む」いわゆる「ハーフ・アンド・ハーフ」の楽しさがあります。定番は通常のピルスナータイプと黒ビールをブレンドして、黒ビールのコク深い味わいとピルスナーのスッキリとした味わいが混ざり合うのを楽しむもの。 大体は同種類(スーパードライ×ドライブラック、プレモル×プレモル黒 など)のビールをブレンドすることが多いのですが、いつもお世話になっているOKPさんとtwitterでお話している中で衝撃の情報をいただいたのでした。 昼から飲みたかったやつ! pic.twitter.com/5wXvyV9oYS— OKP (@iamadog_okp) 2016年10月5日 ヱビスとギネスのハーフ・アンド・ハーフ!? 日本のビールの中でもコク豊かで味わい深いプレミアムビール「ヱビス」とこれまた黒ビ
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