先日、日本マクドナルドが上場以来最悪の赤字決算を発表しましたが、その経営の深刻度はどの程度のものなのでしょうか。『ビジネスマン必読!1日3分で身につけるMBA講座』では、その決算書から同社の経営の現状と今後を分析しています。 マクドナルドの経営危険度はどの程度か? 決算書から読み解いてみよう! さて、今回の「1日3分で身につけるMBA講座」は、先日上場以来最悪の赤字決算を発表したマクドナルドの財務分析を行っていきましょう。 日本マクドナルドホールディングスは、11月11日に2015年12月期の第3四半期までの9か月間の決算を発表しました。発表によれば、売上は前年同月比20%減の1,375億円、最終損益は、292億円の赤字となったそうです。 第3四半期までに最終損益が赤字になるのはこれで2年連続ですが、赤字幅は平成13年に株式を上場して以来最大となり、いまだに使用期限切れの鶏肉使用問題や異物