「フォトジャーナリストが死亡した」 携帯に表示された速報とともに映し出されたのは、ある映画監督が1年にわたって連絡を取り続けていたガザ地区のジャーナリスト、ファトマ・ハソーナさんでした。 自身を主人公にした映画がカンヌ映画祭で上映されるという知らせを受けた翌日。 自宅にいたファトマさんは、イスラエル軍の攻撃をうけて家族とともに亡くなりました。 (ヨーロッパ総局記者 向井麻里) ※記事は映画の内容に触れています。 笑顔のフォトジャーナリスト ファルシ監督 「私はドキュメンタリー映画をつくっていて、ガザに入りたいと思ったけれど、ブロックされて行くことができないの」 ファトマさん 「私の英語はつたないんだけど…私は今、ガザの北部に住んでいる」
