硫化水素自殺は巻き添えが起こる蓋然性が十分に証明されているんだから、個人的には自殺ではなく毒ガス自爆テロに分類すべきだという気がする。米国じゃ12歳少年のデスノートごっこもテロ扱いだからな。日本って日本赤軍が自爆テロなるパラダイムシフトを中東に齎し、松本・地下鉄サリン事件で世界初の毒ガステロが現実化し、とうとう世界に先駆けて毒ガスのチープ革命を達成し、連日のように毒ガス自爆テロが報道されている、世界に冠たる毒ガス自爆テロ大国と捉え直すと実に物騒な感じ。 いちおう政治性ゼロだから自爆テロというとミスリードなのかなあ。けれども政治的テロが本当に政治性の問題なのか、実のところ実存とか承認欲求の問題じゃないのかという点は大江健三郎が『セブンティーン』とか『政治少年死す』*1で追っかけたテーマだし、中学の卒業文集で自殺願望を発露するような小説を書き、ちょうど17歳だった予備校時代に道を誤ればテロリス