民進党代表選告示後の記者会見で握手を交わす(左から)蓮舫氏、前原誠司氏、玉木雄一郎氏。政権交代できる野党に再生できるのか=東京都千代田区の日本記者クラブで2日、後藤由耶撮影 このまま政権交代を狙わず「万年野党」への道を進む気なのか。民進党の代表選(15日投開票)は熱気がない。注目されていた野党共闘のあり方も論争にすらなっていない。選挙中ですが、あえて有識者に聞いてみた。なぜ民進党は2大政党の主軸になれないのか−−。【宇田川恵】 ストロボの光を浴び、握手する蓮舫、前原誠司、玉木雄一郎の3氏。2日の告示後に行われた日本記者クラブの会見では闘志を見せたものの、「野党共闘」路線について激しいバトルはなかった。 参院選で実現した野党4党共闘に一定の評価をしてきた蓮舫氏をはじめ、3氏とも共産党との連立政権は組まない方針を表明。今後の選挙協力については蓮舫氏さえ、「参院選での連携が絶対とは思わない」と述