先日、ある先輩にひさしぶりに会う機会があった。その人はこれまでに私が出会ったことのある人の中で一番と言っていいくらい尊敬する人だ。だから素直に言うことにした、「とっても尊敬しています」と。きっと喜んでくれると思って――。 しばしの沈黙ののちに返ってきた言葉は予想とは異なるものだった。「尊敬してるとか言わないでほしい。さびしいから。」 ――尊敬されることは、孤独になることなのだ。遠ざけられることなのだ。異質な存在として扱われることなのだ。川の対岸にいる存在、最初から異なる生き物として生まれた存在、「私たち」の一員ではない人間。そうやって見られてしまうのだ。どんなに対等で、何も特別じゃないただの弱い人間として見てほしくても、それはかなわないのだ。尊敬とはそういう意味だ。 尊敬されることは、高い期待をもたれ、それを裏切れなくなることだ。尊敬されているゆえに自分の居場所があるのなら、尊敬に値しなく
持っているバッグ、履いている靴、付けている時計のレベルがその人のレベル …The Startup編集長、旭川市出身の独身33歳@umekida氏が持論を展開する
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