失敗だらけだった動画配信ビジネスに新たな動きが見えてきた。動画単体の収益だけでなく,他のサービスと組み合わせて収益化を図る“呼び水型”のモデルへの転換だ。動画配信からユーザーを引き込み,電子商取引(EC)との連携など,通信事業者ならではの強みを生かしたサービスで収益を上げる。一方では,対象を絞り込んだユーザーへの商品プロモーションなどへの動画活用も見込む。各事業者の挑戦が始まっている。
本書は、80年代から現在まで、30年間ほどの限定された期間におけるわが国の「思想」の「変遷」を追ったものだ。 タイトルの「ニッポン」というカタカナ表記がまず目につく。具体的には、「ニューアカデミズム」発生以降、「ゼロ年代」というコピーがはびこる現在までが扱われているのだが、この前後において「日本の思想」の歴史には「切断」が存在していると考えられており、その「切断」で切り取られる期間が「ニッポン」と呼ばれている。 言い換えると、ニューアカ以降ゼロ年代までの「思想」は、ある種、異例な状態にあったが、その状態はそろそろ終わる(「切断」される)という主張が、「ニッポン」というカタカナにはこめられているのである。 表面的にはそれなりの「変遷」がありつつも、「ニッポン」で表象される「思想」を貫通していることとして、著者の佐々木敦は4つのキーワードを導入する。 「パフォーマンス」「シーソー」「プレイヤー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く