CRMならSalesforce、勤怠管理ならfreee、在庫管理ならスマレジ。SaaSの世界にも代表選手はいて、その機能や安定性を思えばリーズナブルな価格で提供されている。それでなくとも、業界5位ぐらいまではそこそこ使いやすく、よくメンテナンスされたサービスを使える時代だ。 だが、どこにでも光が当たらない場所があるように、地図に載らない村があって、忘れられたサービスが存在する。数社しか使っていない受発注システム、特定の業界のニッチな慣習のためだけに作られた顧客管理ツールのことだ。 それらは総じて使いづらく、最近のサービスが当然のようにサポートしている機能が存在しないことも多々あって、めっぽう、古くさい。もしあなたが、古いmac osのaquaテーマや*1、Tableタグの二重線を見たいと願ったなら、きっとこれらのサービスが要望に応えてくれるだろう。 なぜ、そんなサービスが存在し続けるのか。
