この度私は、東洋大学白山祭で開催される「シェアハウス大会議」に、司会の立場で参加することになりました。渡邉美樹さんとともに司会を担うのは、昨年の「脱就活シンポジウム」以来、2回目です。本ブログリレーでは、私が運営に参加しているりべるたんの設立経緯とその魅力、シンポ当日の抱負について、簡単に綴らせていただきます。 (1)りべるたん設立の経緯 共同運営実験スペースりべるたんは2012年7月に発足しました。創立の発起人は、当時法政大学の学生だった菅谷圭祐君と早稲田大学の新卒OBだった森田悠介君、そして私の3人です。この時期、菅谷君と森田君は「ゆとり全共闘」、私は「法政大学文化連盟」という団体に所属し、大学をフィールドにして、主に学生運動をしていたのですが、その過程で私たちは、大きく2つの問題意識を持つようになります。 1つは、現在の大学は様々な思想・信仰を持った他者と出会い、交流する「場所」が著