先週開かれた僕と河野太郎君が所属する為公会(麻生グループ)懇親会の二次会の席でのことだ。「じゃあ、みんなで歌でも唄うか」ということになって、参加者の中では最年少の河野太郎君のところにマイクが回った。彼が迷わず選んだ曲は「冬の稲妻」。スクリーンにタイトルが映し出された瞬間、「おー、太郎ちゃん。なかなかいい選曲じゃないか!」と声がかかったのであったが。。。 いやー、実に驚いた。久々に人の唄を聴いて仰天し、そして感動した。なんと言えばよいのか。。彼の唄は実に筆舌に尽くし難い。うまい、、、のではない。それどころか、音程が完璧と言っていいほどにはずれているのだ。失敬ながら「下手」などという次元を通り越している。いまどき、こんなに音程がはずれた唄は聴いたことがない。いや、生まれて初めてと言っても過言ではない。これほど外れた音感の持ち主は日本中を探しまわったとて見つからないのではないか。 「冬の稲妻」は